アンのように生きる・・・(老育)

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かけがえのない日本の片隅からの発信をライフワークとして、今は老いていくにも楽しい時間を作り出すことを考えています。

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老育 渡る世間に学んだこと

昨日20年続いたというTBS 「渡る世間は鬼ばかり」が最終回を迎えました。
作者・脚本家である橋田壽賀子さんはもう85歳でいらっしゃると思います。

私は大変興味をもってこのシリーズをしばしば拝見してました。

時に「ここまでいう?」というような長い理屈ぽい台詞もありますが、ふとドラマ上で行われた出来事が、結構私の親族の中にも起こったので、さすがだなあ・・と感心して見終えました。

特に昨日は脳梗塞のために娘のいるアメリカに渡って病気療養した主人公さつきの姑きみが、やはり日本の自宅に戻りたくてしかたがなかった、という件・・・80を超えた年老いた親を中華料理店に立たせて、接客させるシーンに「亡き祖母」を重ね合わせました。

祖母は神社を40代で夫を亡くしてから、一人で切り盛りしてきた人で、叔父が宮司になってからもその妻の叔母から強い信頼を受けて84歳まで台所を一手に引き受けていました。

70才で乳がんを発症し手術して回復、84才で大腸がんで入院するまで痩せ細った体で細腕繁盛記さながらの祖母は東京にいる私たち家族を時折尋ねながら、実によく頑張った人でした。

最後の手術のあとも本人は自宅で復帰のつもりでいたのですが、家族の心配が強く隠居生活になりました。

つけものの糠床を心配しながら、庭の育てていた野菜を見ながらも隠居すると急に力が萎えたようだ、と周りの人が言っていました。

それから92歳まで次第に優しくぼけて、最後の4年は施設生活でしたが、静かな最後でした。

ドラマでは家族が見守りながらともに働くことこそ生きるために重要なことだ、と家族が話し合っていました。

多少の困難は皆がカバーする。そうすることで年取った人の役割が明確になる、というのです。
なんとも言えず、今の我が家と重なるのですが、難しさも感じながらナチュラルに進みたいと思っています。

言葉にするのは上手にできないけれど、葛藤もいっぱいありつつ・・老若男女助け合って生きる術を見つけ出さないとなりません。

橋田壽賀子さんは一人暮らしを基盤としつつ長い年月の中で見てきた人間模様をまことに辛辣に表現しながら、生きる者の役割をしっかりと浮き彫りにし、年取ったものと若い者との立場を書き分けて、そこに「感謝する心」の必要さを説いてくれたと思います。

自分もこれからもっとそこを掘り下げていきたいと思っています。
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Commented by marimari at 2011-10-01 01:18 x
いつだったかannさんが御祖母様のお話しをしてくださったことを
思いだしております。
神社を切り盛りされ、お年を召されてもご立派にお過ごしだったのすね。
お年を召された方が凛として働いておられる様子を
見たり、聞いたりすると背筋が伸びます。

私もちゃんとしなくっちゃと思いつつ、私の祖母が見たら
呆れるだろうなって^^;
他界する98歳まで着物をピシッと着て
いつ家にいっても きちんとした生活ぶりに
私には真似できないようなものでした。

橋田壽賀子さんはもう85歳でいらっしゃるんですね。
何度かドラマを観たことがありますが、
ずっと続けては拝見していないんです。
いろんな年齢の人へのメッセージがたくさん詰ったドラマだったのですね。
私も目上の方から、まだまだ多くのことを学ぶ必要があります。
Commented by ann at 2011-10-01 03:56 x
marimariさん・・ちょっと忘備録に書き始めたのですが
さっそくコメントありがとうございます。最初はあまり好きなドラマではなかったのですが・・ここまでやり遂げられて・・人々の生活に時代に即してぐっと入り込み・・多くのメッセージをくれたドラマとしても橋田さんの生きて行く姿の素晴らしさも知って・・感動してます。
Commented by nanako-729 at 2011-10-01 21:05
こんばんは!
ドラマ最終回でしたね!

いくつになっても必要とされているって感じられる
生活が人の生きがいになるのでしょうね。
何もすることがないっていうのは寂しいことです。
今からでも新しいこと始めましょう~!
Commented by ann at 2011-10-02 23:23 x
nanakoちゃん・・いつもありがとう!
いくつになってもできること
それをしっかり身に着けたいな・・と
思ってます・・ななこちゃんはいろいろと
あって・・すばらしい・・
by akageno-ann | 2011-09-30 23:31 | エッセ- | Trackback | Comments(4)