アンのように生きる・・・(老育)

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かけがえのない日本の片隅からの発信をライフワークとして、今は老いていくにも楽しい時間を作り出すことを考えています。

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義父と父  そして相棒

結婚をすると、父と名のつく人が増える・・
そのことを何度か感じていたのだが、葬儀の日ほどそれを感じたことはなかった。

義父が亡くなった朝・・最初にかけつけた私は 数え切れないほどの「お父さん・・」を
言って・・父を見送った。
主人は照れもあるのか、その言葉を全て私に託しているようだった。

けれども、葬儀の日、実の父が私の後ろに控えているのを感じると・・これがなんだか心引けて大きな声で出棺の義父を「おとうさ~~ん」とは声に出せなかった・・
その代わりに、甥が「おじいちゃん」と言ってくれたから本当によかった・・
私の甥たちが義父の棺を車に乗せてくれた。
孫が棺を抱えられるほどの年齢になるまで生きてくれたことへの感謝も湧いた。

恐らくこの時、柴犬の小夏は家でこの義父と会話していたことだろう・・
亡くなった朝・・4時頃に普段無意味に吠えることのない柴犬の小夏が吠えたという。
私は起きて台所で水を使っていたので気づかなかった。
ただ後で、隣の方から、「朝 小夏ちゃんが吠えていたけど何かあったの?」と
問われたときに・・不思議な想いがした。

多分小夏は父の死を感じとったのだと思う・・
だからその後は静かに過ごしていた。もう彼女が見守る人はここにいないことを一番よくわかっていたみたいだ。

小夏は本当に不思議な勘が働く子で、そのお隣の奥さんが我が家に用事があるときは
台所の出口を開けたとたんに吠えて私に知らせる。

その台所は奥さんが何かと用事で出入りするのだが、彼女も本当に驚くのは
「なぜ、私がお宅に用事があるときだけ吠えるのかしらね?なんだかテレパシーが働くみたい・・」と言われたことがあるが・・実にそうなのだ。

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父の晩年は こうして父が座った後の椅子にひょこっと乗ってそのぬくもりを愉しむように寝ていることが増えていた。
小夏も人間の年齢に置き換えれば、80歳を超えているようだ。
多分父の一番の相棒だった・・
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Commented at 2014-09-23 21:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2014-09-24 11:33
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 村上 好 at 2014-10-24 22:15 x
ann さま

<義父が亡くなった朝・・最初にかけつけた私は 数え切れないほどの「お父さん・・」を言って・・父を見送った。
主人は照れもあるのか、その言葉を全て私に託しているようだった。

けれども、葬儀の日、実の父が私の後ろに控えているのを感じると・・これがなんだか心引けて大きな声で出棺の義父を「おとうさ~~ん」とは声に出せなかった・・>

二人の父への心情がリアルに伝わってきます。二人のお父さんも ann さんも幸せな人ですね。ご主人も幸せ者です。

ソファに横たわる小夏ちゃんを見つめました。

<父の晩年は こうして父が座った後の椅子にひょこっと乗ってそのぬくもりを愉しむように寝ていることが増えていた>

機会があれば、小夏ちゃんの写真をまた掲載してください。

心癒されるエッセイをありがとうございます。

村上 好@横浜市
by akageno-ann | 2014-09-23 02:04 | エッセ- | Trackback | Comments(3)