アンのように生きる・・・(老育)

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かけがえのない日本の片隅からの発信をライフワークとして、今は老いていくにも楽しい時間を作り出すことを考えています。

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カテゴリ:エッセ-( 408 )

紫陽花忌

小林真央さんの清潔で清楚で美しい人生の過ごし方に 心から感動し
紫陽花の季節にたくさんの花に囲まれて別世界に旅立たれたことに
従妹と共に心を寄せました・・・
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人生は閉じた年齢でもなく、閉じ方でもなく・・そこまでに生きた
経年の日々の心の健やかさだと 真央さんの数々の言葉から知りました。
自分の後残された時間を感じて無駄にせず・・お子さんと家族 その上に
世の中の人々に大きな感動を残されたことに敬意を持ちました。

池袋の繁華街を歩いているとき友人のメールでそのことを知り
感慨深い思いに耽りました。

貴方の遺されたお子様たちに大きな幸せをもたらしますように心より
祈ります。
                         合掌

by akageno-ann | 2017-06-23 21:50 | エッセ- | Trackback | Comments(0)

紫陽花と蛙

久しぶりの大雨でした。
我が家はモリアオガエルが威勢よく泣いています。
今年は紫陽花が見事と思うのは 自分の年齢や状況によるものかもしれませんが、
実によく咲いています。
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紫陽花はは華やかですね 切り花にしない方が長持ちして家の玄関前にはお隣の
紫陽花が見事に咲いてくれています。
紫陽花のあるうちに雨も降ってくれて・・降りすぎの地域は心配ですが
貯水池の心配もちょっとは緩和されたでしょうか?

今の時代あまり安穏と暮らせないな・・と水の確保を考えています。

災害への意識がふと薄らぐこともあり、災害が今の日本ではいつ何時おこるやも
しれないという思いは時として思い出しておきたいのです。
風呂の水はいつも張ってあります。

ペットボトルの水も当座に間に合うように・・
缶詰などの非常食も・・煎餅クッキーチョコレートなども
この美しい日本が そのままでいてほしいという祈りも忘れずにいます。


by akageno-ann | 2017-06-22 10:31 | エッセ- | Trackback | Comments(1)

紫陽花の季節に逝く

紫陽花の美しい季節に野際陽子さんも旅立たれましたね
私にとってはとても素敵な81歳の人生を終えられた・・と
つくづく感じます。
結婚もされお嬢さんも育て、前身はNHKアナウンサー
ほぼフリー女性アナウンサーの第一号・・
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多くの男性陣を魅了し後年は私たち女子を魅了し
人生を楽しんで演じられていた・・
パリへ留学して・・最先端のファッションを日本に
持ち込み・・・
最後まで女性としての生き方を伝えてくれましたね
そんな最後が天晴です。大変な思いもいっぱいされていたのでしょうけれど、前向きに進んでこられたという
姿が癌をも人生の一部に取り入れての闘病・・
従妹もきっと何かを感じてくれたように思います。
今日はちょっと二人で野際さんを明るく偲びました。
いずこの紫陽花も満開を迎えています。

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合掌






by akageno-ann | 2017-06-17 22:37 | エッセ- | Trackback | Comments(0)

この気候疲れませんか?

暑いよりも涼しい方が夜はよく眠れてほっとしますが、あまりの気温の違いに体が疲れているように思いませんか?
この季節は関東は湿気もあり、体調を整えることが難しい気もします。
従妹はずいぶんよくなっていますが、大きな手術を二度短期間にしたので全身麻酔のせいか
もう一つぼんやりしている気がして
発破をかけに毎日食事時に行ってます。
喜んでくれるのでそれが私の原動力になってます。
それに施設のスタッフも本当に暖かく見守ってくださって・・
二人で感謝ひたすらに感謝してます。
朝早いので警備員さんに受け付けてもらうのですが・・
その警備員さんもここで長い年月を過ごしていまして
親切で有難いのです。

人との出会いで人生は成り立っていますね。
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道端の紫陽花が最高に美しいです。
心配ごとや不安なこともありますが、季節ごとの花にもとても励まされます。
雨がやっと降ってくれて、花壇の水やりも小休止・・・

今日はコーラスの仲間が旅立ちました・・・
一回りも年上の方ですが、二十年ほど前に一緒に二度も欧州の旅行をしました。

旅好きな 好奇心旺盛な素敵な方でした。
没後250年のバッハとゲーテの道を辿る旅という日本旅行のおしゃれな企画に
年齢まちまちの四人で出かけたのですが・・途中でインド時代のフィリピン公使が
ミュンヘンに赴任されていて なんとお宅を訪問して四人でバッハのモテットを
歌いました
懐かしく素敵な想いでです。
お別れを言いにご自宅を訪れましたら、そのたびをとても懐かしんでいたと伺い
思い出しました。
ゆすらうめの素敵な一輪とお香をたきしめたそのお部屋にお花を持っていきました。
寂しくなりましたが・・彼女の思うとおりにご家族がして差し上げていることが
素晴らしかったです・・・
冥福を心から祈ります。

彼女とは南仏と東ドイツの旅を共にしました。

あの頃の写真をまたここで懐かしみたくなってます。
                                   合掌


by akageno-ann | 2017-06-13 22:52 | エッセ- | Trackback | Comments(0)

明日も元気に・・・

もう30年が過ぎるのか・・と改めてあの時の医師ロウ先生のことを思い出します。
日本の国立大学医学部の教授をされていた方で 日本語が完璧でした。
日本からシンガポールに戻って 日本人向けの病院の医師としてそこにいらして
私はまことに幸運にも シンガポールに到着した即日の受診で先生にお会いできたのでした。

大使館の医務官の先生からの診断をお話しすると 早速 マンモグラフィーを撮るように
指示されて 別のビルの専門機関に行かされました。
言われるがまま・・日本よりも早いその診察の流れに感動しつつ ただマンモグラフィーを
受診している間に知らない英単語で説明されるとちょっと不安でした。

旅行中ということが優遇されて すぐさまロウ先生の診察を受けると
「どうします?これはほっておくと間違いなく大きくなるし もし良性でも
悪性に変わっていく可能性があるので手術で除去した方がいいと思います。」
「はあ・・・で手術はここでしてくださるのですか?」
「私は日本のA病院の外科部長をしていました、私を信じてくれるならここで
今日火曜日か?次は金曜日が手術日だけど・・」
私は 間髪入れずに
「では今日お願いいたします。滞在は一週間ですので、その間入院はいりませんか?」
「近くのホテルにいらっしゃるのなら、通院で毎日これますね。消毒に通ってください。
それから抜糸はインドで医務官にしてもらってください。連絡はとれますか?」
ということになり、ホテルにいるはずの主人に電話してみたが・・つながらず
インドの日本大使館に連絡させてもらって、承諾を得て、そのまま午後一番に病院で手術となったのです。

不思議と不安はありませんでした。もし病理検査の結果、悪性の場合は日本に帰ることを奨められましたが
それもその時に考えようと思っていました。

手術は部分麻酔で採った腫瘍のピンポン玉のような大きさに驚きながら、綺麗に縫っておくからね・・と
日本人看護士の軽妙なおしゃべりを心地よく聞きながらの手術を受けていました。

最後にロウ先生は 「あなたは度胸があるね、早い方がいいのだけれどよく決断しましたね。」と
褒めてくださいました。

そのときのなんともうれしかったことは一生忘れられない思い出でした。
しかも翌日の午後には 病理検査の結果が出ていて、「大丈夫悪性ではないので半年後日本で検査だけは
受けてください。」と言われました。

その後 インドで抜糸をしていただくときに医務官は「さすがに中国の方だ このように細かい縫い目は
なかなかできない」と感心され・・・30年経って今は一本のうすい線になって残っています。

それからずっと1年ごとに診断を受けていたが、最近はちょっとサボってしまっているのですが。

そんなことをずっと思い出しながら従妹の病状につきあっていました。

医師との出会いと信頼感・・・それが病を治していくのだと・・感じつつ
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従妹の叔父さんが季節ごとに送ってくださる絵手紙です。


by akageno-ann | 2017-05-27 16:44 | エッセ- | Trackback | Comments(2)
昨日から朝の占いをみていると 私の星座は二日間アンラッキーだったので
昨日従妹と病院に行く前に 病院の近くの神社にお参りしました
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高麗神社です。
高句麗の時代からの流れをくむ神社ですが、ここを民俗学者折口信夫氏も訪れて
歌を詠まれています。右側の桜の木の下に歌碑があります。
その折口氏の縁が私の母の実家の神社と繋がっています。

静謐・・と言う言葉がぴったりの素敵な境内です。
こちらでお参りさせていただいて落ち着きました。

夕方近い時間の予約で・・退院後初めての主治医との懇談で今後の方針が決まりますので
ドキドキしていましたが、主治医の教授は優しく従妹を迎えてくださり、術後の経過の良いことを
知るとそこで初めて、手術の成功をお知らせくださいました。

大変な手術ではありましたが、癌は取り除き 今他への転移は見当たらない・・と

しかし今後は投薬が本来は必要なのですが・・・今しばらくはこのままそのままの状態で
様子をみましょうか?と私たちの願いを聞き届けてくださいました。

従妹の骨折から始まって・・大きな癌の手術を終えたこの二カ月を見ると・・彼女の疲労感は
拭えません。このまま普段の生活に完全にもどれることを医師も一緒に声援してくださいました。

言葉が少し出にくくなっている彼女が一生懸命 ありがとう・・と述べています。
医師はにこやかに彼女の手をとって・・何かあったらすぐ来てください。

とおっしゃってくださいました。

今しばらくこのままで過ごす・・・有難いことなのです。

私はここでまた自分の30年前の右乳腺腫瘍の手術を思い出しました。

あのときはインドで大きなしこりを自分で発見しました。

誰にも言わず、ただ大きくなるしこりをどうしようか・・と1カ月ほど悩みました。
親しくなった近所の日本女性が同じ病で日本に帰国していたのですが、無事手術を終えて
インドに戻ってきたばかりのある夜・・・アフターディナーに招待してくださいました。

その晩に彼女の病気の様子をお話しいただいて・・・私は彼女の助言をいただいて、大使館の
日本の医務官に診ていただくことにしたのでした。

あれも本当に出会いでした・・・その出会いが今ここに私がいて 従妹と一緒に闘病できる
所以なのです・・
そんなことを考えていたら従妹とこの教授との出会いもまさに良縁でした。
                                          つづく

by akageno-ann | 2017-05-25 23:16 | エッセ- | Trackback | Comments(1)

日常に慣れる

従妹がおかげさまで復活しつつある今 うるさがられないのをいいことに
朝な夕なご飯時に気合を入れに行ってます。

少しむせたりするので・・ゆっくり食べる練習です。

それに大きな手術の麻酔のあとは母もずいぶん弱ったので少しずつ復帰を
母もこの暑さなので 洋服の選択を間違ってしまったり
気が気ではないのですが・・

まああまり神経質にならない様にする必要があるようです。
その間にみんなの花壇の薔薇がいくつも咲いてうれしいです。
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いつもより大分変化のある毎日でもそれがまた日常になっていくのだと思いました。
舅の手助けをしていたころが今また役に立っているようでふとこれが日常の積み重ねなのだ
と ちょっと大変だな・・と思うときは自分を励ます材料にします。

そして今日は一人でいろいろな書類を片づけて 甘いものをゆっくり食べて
ホッとさせる時間を作りました。
まだもう少し友人とのティタイムはお預けかな・・・



by akageno-ann | 2017-05-22 22:40 | エッセ- | Trackback | Comments(0)

薔薇の季節

近隣のモッコウバラが満開を過ぎた。

比較的簡単に挿し木で花が咲くので近所の方の家からいただいたモッコウバラが
あちらこちらに根分けされている。

共同の花壇でも二年でこのように大きく育ってくれて、目の前のレストランの客たちも
ふと目をやり、声をかけてくれたりする。

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実はこの奥にピエール ドゥ ロンサーンという大きな薔薇も咲いている
その花をこのモッコウ薔薇は前座として称えているようにも感じる。
従妹も大きな命をまたいただいたように静かに暮らしている
季節の良い日に病院暮らしは本当に残念なことだが
日に日に元気になっていくのがわかるのが有難い。



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by akageno-ann | 2017-05-14 15:51 | エッセ- | Trackback | Comments(2)

仁淀川に力をもらう

四国の一級河川仁淀川で5月5日の子供の日に寄せて紙の鯉流しの行事が始まって
数年になる。透明度の高い川だからこその見事な鯉の行列が鉄橋から見える。
写真では知っていたけれど はなから連休中は遠慮していたので私は今年初めて
この映像を見て写真に収めた。
実家の墓参りにちょっと帰ってきた。
年をとって行く人々のことを気に掛けつつ、離れ業のように四国と関東を行ったり来たりするのは
昔よりも今の方が楽にはなったが、旅はついテンションがあがるのであとの疲れは年のせいか
どっとくる。
しかも最近いろいろなことがあって、心がいつも晴れることはない。
そんなことを叔母に話したら・・そう年をとればとるほど一生懸命考えれば考えるほど
そうなってくるけれど、考えて行動して悪いことはないよ・・と慰められて
ほっとした・・

従妹もそろそろ退院できそうだ・・

私は彼女とここまで知らぬうちに二人三脚できたが・・これからもずっとそうしていく。
じっと同じところで動かずに心穏やかに過ごす彼女が立派だと思う。
常に周りに感謝の気持ちともてなす思いがある。
だから皆が彼女の為に動くことを厭わない。
そのことが私は義父を見送るまで随分と役に立った・・

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人と生きるのは己をどこかに片寄せて過ごすことが必要になる。
自我ばかりで過ごしていると双方が息づまる・・
夫との暮らしでもそう・・ぶつからぬようにどこかに我慢する心をもちながら
一方で相方の不具合を知らせ合う必要もある。

友人にも相方を亡くした人がいるが、いい思い出と一緒にずっと過ごしていくことが
できれば、さびしさも半減する・・と聞いた。
私の親友を6年前に亡くされた相方さんは彼女の想いの詰まった家をそのままに
きちんと保つことで生活の基盤をしっかりと持っていらっしゃる。
時々彼女がしてくださったように、地方へ出かけられたお土産を届けてくださるのだが、
いつもそれが私への大きな励ましになる。
道を踏み外すことなく・・しっかりと人生を閉じる方向に持って行くように示唆される。

人との繋がりとは本当に心で感じられるようになってきている・・と思えるようになった。

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by akageno-ann | 2017-05-06 22:42 | エッセ- | Trackback | Comments(1)

枝垂れ桜   七回忌

美しい法要だった。本堂に響く若き僧侶の読経の声はおそらく私の亡き友人の心に静かに沁みとおっているかのようで・・・この頃焼香をするために目を閉じると軽い眩暈を覚えるようになった自分の老いを感じながら
それは72歳で美しい生涯を閉じた友人の年齢に近づいていることを嬉しいと思うのだった。
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2011年3月11日の東日本大震災を病床にあって静かに捉えつつ ご自身の家族と日本の未来を心配されつつ逝った彼女はその後も私の心の中では常に先を示唆する支えとして存在してくださっていた。

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ご主人とお嬢さんによって私は彼女と深くつながらせていただいていて、法要にただ一人友人として参列させていただいている。
彼女とはこの住宅街に偶然同じ日に引っ越してきている・・・これは偶然とは思えず必然だったと今も思っている。
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美味しくきれいなお膳が次々と配膳されて、彼女と好きだったホテルの和食レストランでの直会は
和やかで楽しかった。
彼女の作られたご家族ご親族の絆を改めて感じさせていただいた。
お嬢さんが彼女そっくりな見事な采配をふるわれて・・・皆さんよく話し笑い声も響いた。
陰膳のお写真も綺麗な笑顔を向けてくださって・・・
思い出話は快活なものになった・・

お孫さんが学生から立派な社会人になっていて・・・祖母である彼女の気質を受け継いでいてアカデミックな雰囲気を醸し出していた。

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デザートはマンゴーとブルーベリーが真ん中のブランマンジェとよく調和していた。

最後の甘いものまで彼女のもてなしだと感じられるような食事会だった。

7回忌は本当に彼女があちらに行ってしまったことをはっきりと寂しく感じさせられた時となった。

これから本当に一人で考え、一人で人生を生き抜いて彼女の傍に行けるように努力しようと感じていた。

by akageno-ann | 2017-04-16 21:58 | エッセ- | Trackback | Comments(1)