アンのように生きる・・・(老育)

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かけがえのない日本の片隅からの発信をライフワークとして、今は老いていくにも楽しい時間を作り出すことを考えています。

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カテゴリ:エッセ-( 399 )

年の取り方

 最近夫婦で地域の老人会に入会した。一般のサークルもコーラス テニス 卓球 ゴルフ ヨーガ 囲碁
 将棋 カラオケ 等々あるが ことぶき会と称する 老人会はこの頃とても盛んだ。
 ただ 高齢化の一途で 新人が入らない、とのことで60歳になった私たちにも誘いがかかった。

 私たちはやはりカラオケが好きなので まずはそこから入れていただくことにした。
 昨日は早速のお誘いで近くのカラオケスナックでランチカラオケ・・総勢17名が最高齢91歳のお二人
 を交えて一人3曲ずつ 間断なくそれぞれの持ち歌を・・

 私はかつてインド赴任時代に 自宅に招きあって カラオケ好きの仲間たちと楽しんだことを思い出しつつ
 その時の年代がそのまま25年を過ぎたように感じて楽しかった。

 あのときのカラオケの腕前は皆なかなかのもので 忘年会やカラオケ大会では賞とりレースになって
 実に真剣に練習したことを懐かしんだ。

 昔取った杵柄は皆なかなかのもので 91歳で音程もリズムも声量も衰えていないのでびっくりさせられる。

 こうして入会させてもらって その秘訣を学び取ろうと思っている・・030.gif

 そうしてまた新人が入会して 「こちらもバージョンアップできるのですよ」との言葉に励まされる。
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 こうして互いにいい刺激を授受することがいい年のとり方につながると楽しみだ。060.gif


by akageno-ann | 2016-09-13 22:44 | エッセ- | Trackback | Comments(2)
なんとなくこのブログを覗いてくださる方が何人かいらっしゃる・・・
その数字をみていて、もう書くことはやめようとしていた自分に「サボってはダメ」と
カツを入れる。
サボっている自分にもう一つかつを入れてくれたのがこの本

異端のススメ

林 修 / 宝島社


宝島社は友人が本を出した縁もあって好きな出版社だけれど本当に企画が鋭い。
先日セブンイレブンで一番目立つところに配置されていて・・ふと買ってしまった。
今をときめく小池ゆり子新都知事と 「今でしょ」の林 修氏の対談集だった。

二人の忌憚のない会話はここ数年の世の中の変化と 日本と世界の歴史上の人物の鋭い功績をしっかりと受け止めて話し合われていて久々に心が揺さぶられた。

小池さんは私の二年先輩の女子・・あのエネルギーと積極性には本当に感動する
都民でないのにその言動が気になってしまう。

林氏は有名な塾講師であるがその知性に 底知れぬものを感じて憧れですらある。

教師もここまで頑張れるのは進学のための塾だからか・・
それならば塾講師をもっと真剣にやるべきだったと・・深く反省するが これもただやる気だけでは
だめだ・・と改めて思い知る・・

何事も中途半端・・で人生を終わってはいけない・・と今さらに感じている。

少しまた発進させていただこうか・・と考えている。
ブログは実に真摯にものを考えて綴るにはいい場所であると  しばしFace bookに流れていて
このほどやめた私は思う・・

また訪れてくださった皆様 よろしかったらたまに覗いてくださいませ
ぼちぼちと書いていきます。
by akageno-ann | 2016-09-10 22:26 | エッセ- | Trackback | Comments(2)

中村紘子さんを悼む

ピアニスト中村紘子さんが亡くなった。72歳・・
そう今の自分と10歳しか違わないのか・・と改めて思った
72年の歳月は私の何倍ものエネルギーを使ってピアノや作家活動をされた方
女性として 芸術家として 本当に尊敬をする。

その中村さんの手を握らせていただいたことがある。もう50年近く前になるが彼女の演奏会で花束を直接あげる機会があった。
花束を受け取っていただくだけでうれしいのに 大切なその手をさっと差出し私の右手を握ってくださった。

その感触はずっと忘れられないものになった。
私も少しピアノを弾くが 指導者にいつも「あなたの手は大きくてうらやましい」と言われる。

それに比べて中村さんの手は私の手の中に入るようなこじんまりとした大きさだった。

だが鍛えられた指の骨格は一瞬の感触でもとてもしっかりしているものだった。

ラフマニノフや プロコフィエフや  指の長さがあれば楽に弾ける曲を奏法を駆使して弾きこなす努力を惜しまなかった中村さんにずっと敬意を表していました。

小さなホールでの演奏や大ホールのコンサートなど私はかなり赴いたので 彼女の演奏をずっと覚えていられることを幸せに思う。

スタニフラフ ブーニンが若い時に来日して NHKホールでショパンの演奏を行ったとき、偶然演奏の合間の休憩時にインタビューを受ける中村さんを傍でみたことがあった。

「あらっけずりだけれど、表現力がすばらしい」とわかりやすい評論してくださる方でもあった。

今は本当に天国にてあなたの演奏は天使たちが聴いて、癒されていることでしょう・・

心より御冥福を祈り あなたの演奏をこれからも地上で聞けることに感謝して
中村紘子さんを心より偲びます。

                                                              合掌
by akageno-ann | 2016-07-30 00:19 | エッセ- | Trackback | Comments(2)

祭りのあとに

様々に祭りは大変であるが そのあとのひっそりと反省会はやっとなにかから解放された思いがふつふつとわきあがり・・ほどけていくしがらみを忘れる一瞬の喜びにまた次の事柄をゆっくりと始めようとする力が年をとっても蘇るようだ。
今日はそんな料理を青梅市の井中居(いちゅうきょ)という古民家を改装した日本料理屋に誘われていった
その料理の夏らしい感触をここに置いてみようと思う。
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古代蓮にのせられた涼しげな料理
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演出が数年前に訪れた時よりもさらに練れていることに感心した。
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by akageno-ann | 2016-07-28 20:39 | エッセ- | Trackback | Comments(2)

祭り

最近身近な祭りを心の支えにするようになってきた。
6月から3つの祭を手伝うことができた。
ふとこのめまぐるしい時代に祈ることが心の安定につながるのなら有難いと感じるこの頃だ。
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神楽に祝詞とお祓い  そして木遣・・
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日本の三大祭も最近は遠くからの参加者が増えたと聞く。
この地域もこの祭にあわせて独立した子供の家族たちが帰省して参加している。
そういう家族あわせにもまた大きく貢献する。
単身になってしまったお年寄りも新しいエネルギーをもらえるのが祭
子供たちにつないでいく伝統を授けるもの祭・・・
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そして人々の健康と地域の安全をここに祈る・・

翌日は ポケモンGOで遊ぶ人がこのあたりを探していた。
パワースポットのような気がしてきた。
by akageno-ann | 2016-07-26 01:52 | エッセ- | Trackback | Comments(2)

連休最初の快挙

素敵な珈琲店を発見
それも大好きな友人と・・・
互いに忙しいのでなかなかゆっくりおしゃべりできないのだが
今日は偶然彼女がメールをくれて
しかも私も家にいて・・
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1時間後に彼女が赤いワーゲンで迎えに来てくれた。

もう30年来のお付き合い・・しかも最初は彼女の母上とのお付き合いから
始まっている・・
当時彼女はまだ学生さん・・そして就職されて 結婚されて
お母さんになられて・・

その間・・よく彼女のご実家でお母様と一緒にお話に加わられて
お子さんとも親しくさせていただいて

そして お母様の病中にも私はよく伺わせていただいた。
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そして・・そして・・お母様の最後を一緒に看取らせていただいたのも
彼女のやさしい心遣いからだった・・

一緒に死化粧し、・・・・あの日のことはちょうど今から6年前のこと・・

そんな思いも秘めながら二人でジャズのかかるおしゃれなご夫妻の珈琲店を
見つけて、幸せな連休第一日・・

仕事のある彼女がみつけた少しの時間・・でも2時間という時間を
たっぷりと今日の珈琲はコロンビア・・

さっぱりとした口当たりで、お替りしてしまった・・カレーも美味しくて

後を引くのか今夜は明日の為にカレーを煮ている。
by akageno-ann | 2016-04-30 21:28 | エッセ- | Trackback | Comments(5)

鎌倉の記憶

先日雨の鎌倉訪問を書きましたが、その時間を作り出してくださった友人が素敵な記事にしてくださいました。
小旅行といえるなんとも素敵な一日で、私の記憶に美しい思い出になって刻まれました。

なるべくお誘いにはのる・・という意識でいますが
最近は遠出はできません・・

でもこれまでのいくつかの記憶が小さな旅によって想い出され時間旅行をしばし楽しめる今の自分が愛おしいです・・

旅をできるかぎり遂行してきました。

一番すごかったな・・と思い出されるのは  インド在住中に 友人に会いにシンガポールへデリーから
飛んだこと・・

あの時代は気楽なインド国外旅行はできない時期だったのですが、自分の胸のしこりも気になり
健康管理休暇として許可を得て・・もちろん自腹で少し高かったが エグゼクティブクラスで
シンガポールに飛びました

そのときの気丈さが今も生きてると最近思います。

素敵なブログはこちらです→→→★★★
by akageno-ann | 2016-04-20 19:59 | エッセ- | Trackback | Comments(3)

父の想い

少し喧嘩をすると父も私も後悔があり、互いに牽制球を投げるように会話を選んでいる。
母のけがは幸い快方に向かっているが、気になるので毎日何かにかこつけて実家に出かけている。
それを黙認してくれている父もいる。
だが必要以上に心配したり母に手を出したりはしない。

母がここまで自分の力が出てきたのは父のおかげなので、所謂「人への悪戯な甘やかしはいけない・・」という父の教育理念のようなものも感じられる。手を貸すというのはある意味簡単で、じっとその人が自分で自分の身の回りのことをするのをまって、褒めたり認めたりすることこそ大事だ、というのだ。

そのことは身を以て教えられているので、ぐっとこらえる。

父は長いこと発達障害のあるお子さんたちを導いてきた。
ある時は厳しすぎるのではないか・・とも思ったこともあるが、その人の持つやる気を引き出すためにかなり先のことを想定して待つ・・という人だった。少し認知症の気配のある母のことをそれを知った上でなるべく進まない様に日常の生活の中で訓練を続けていた。

道路を渡るときの時間も店に着席するまでの時間も 私はつい手助けして早くしようとしてしまうのだが、それではいつまでも自分だけでできなくなるという。

しかし母の年になるとそれはもういのではないか・・と思うこともある。

父自身の老いのことも考える。こうして母と二人ではストレスもためているのではないかと思う。
私が舅を看ていた時もだれにもわからぬストレスというのがあった。

そういう時は他の人との会話が大いに役にたった。

そして今舅との暮らしを思い返すとそのストレスをほとんど改めて言葉にするほど大したものがないのに驚く。
両親の暮らしを見守るなどとは偉そうな態度なのだが、とにかく寄り添っていこうと思う。

明日は妹が病院に付き添ってくれる。
妹はどこか父方の亡き祖母に似ている感覚があるように思う。
それは二人の男の子を育てたという共通点だ。

父は妹のそんなところに一目置いている様子もあり、少し遠慮っぽいところが可笑しい。
そこにちょっと期待する今日の私がいる。

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母と近くの農協で好きな花を求めて植えている路地の小さな花壇
by akageno-ann | 2016-04-14 22:10 | エッセ- | Trackback | Comments(0)

携帯電話

一昨日父とちょっとぶつかったが・・互いにその会話を分析したのか・・今日はずいぶんと折り合っている
これが親子というものなのか・・
私も言いすぎたので・・今日は控えめに控えめに行動した。
病院の付き添いも外で待っていたし、昼食の内容も言われたものだけを買いそろえ
一緒に食べた。
父も母のゆっくりペースについていくのは確かに疲れるだろう
でもこの一年よく見守ってくれた。
父でなくてはできない母のリハビリテーション
一度だけ聞いたことがある『障害のある人のリハビリは待ちが必要で、それが本当に難しい』
長年障がい者の教育に携わってきた父は私の何倍も待つことができる・・

そうなのだ・・母が一昨年の冬に外反母趾の手術を行い、手術は成功したのだが、そのときの麻酔によるものなのか・・・少し認知症が進んだように思えた。
歩くことに臆病になり、時間がかかるようになった。
でも買い物はするようになったので、デパートなどでは車いすを使うことを推奨した私だった。
だがしかし父は違った。
ゆっくりゆっくり母のペースで歩くのにつきあう・・

これが一年続けられて、母はかなり復活した。足に筋肉がついてきたのだ。

私だったらできないリハビリの補助だった。

その母が一昨日の風の中に家の前で倒れて、頭を少し打って出血した。
大事を取って救急車を要請し、救急病院で手当てをしてもらった。
有難いことに大事に至らなかったが、見守っていた父は大変ショックを受けたようだ。

自分の責任・・それを感じていてくれた父が疲労のあまりに不機嫌になっていたことに
気づいた。

親子というのはそういうものなのか・・心配のあまりにぶつかることがあるが・・
それは「愛情の裏返しだ」と友人に教えられた。
不思議だが、そのときのぶつかり合いは互いのために良かったのだ・・と
今日は帰宅後に父が電話をくれて驚いた
「今日もありがとう・・たすかった・・」

電話は不思議と素直になれるいい機材かもしれない・・まして携帯電話は
父の少し不自由になった耳にはとてもいい援助をしてくれるようだ・・
携帯電話をもっと利用しよう・・メールも使える人なのだから・・

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by akageno-ann | 2016-04-13 22:29 | エッセ- | Trackback | Comments(6)

枝垂れ桜に寄せて

老育という言葉を作って8年ほどになる。
老いて尚育つ・・というか 老いていく人を育てる・・というか
いろいろな意味を持ち始めた。

最初は老いていく舅との生活の中で感じたことを、自分の老後に役立てようと
エッセーを書いていたが、今は正に自分の老いと共に実の両親の老いが重なり合って
育ちあわねばならなくなっている。
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母が転んで救急搬送されたと電話があって、急ぎ駆けつけたが幸い大したこともなく
後頭部が切れたことによる出血だけでおさまり入院もなかった。
が、しかし心配なので一晩泊まってきたが、父親が心配と疲労のあまりご機嫌悪くて
実に困った。
勝気な人がそのまま老いていくと負けずきらいが娘に向かってくる・・

「お父さん老いては子に従え・・よ」なんてもし言おうものなら、とんでもなく怒るだろうから
それは言わなかったが、こちらの意見もたまには聞いてよ・・とちょっと声を大きくしたら
父が激昂して・・ただいつも優しい母が「お父さんやめてください」と悲しそうな顔をしたから
さすがの父も謝ってくれたので、こちらも言い過ぎた非礼をわびた。
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しかし最近老いの進む二人をみていてやはり心配で一日おきに妹と出かけて行って
家事を手伝っている。幸いご近所が暖かい雰囲気で救急車がきたら何軒も出て来てくださって
お向かいの方が家の管理をしてくださった。

私たちが年中きていることも知っていてくれるし、老夫婦が頑張っている姿も励まして
くださっているので、まあなんとか今はやっていけそうだが、先のことを考えなくてはならない・・

今日、私の大親友の命日も近いので、久しぶりに彼女のお墓に向ったら、枝垂れ桜が美しくて
私の心を彼女がわかって癒してくれるようだった。
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彼女は私の15歳も先輩だが、近隣に住んでずいぶんと励まし合ってきた。
そして彼女に励まされた一言一言が今も心に甦る・・
すがすがしいお寺で、行き届いていて、しかも寺と墓地の間にある朋友橋を渡るのが
本当に心が清められるようだった。

彼女は72歳まで3人の親御さんをみて、心を尽くして自分の人生を閉じた。
その見事な生き方がいつも私の指針になってくれる・・
by akageno-ann | 2016-04-12 17:38 | エッセ- | Trackback | Comments(4)