アンのように生きる・・・(老育)

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かけがえのない日本の片隅からの発信をライフワークとして、今は老いていくにも楽しい時間を作り出すことを考えています。

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誕生日前

毎年誕生日前はいろいろと考え事をする機会に恵まれる。
63歳になるが・・・ここまで無事に生きてきたことに少しの驚きと
両親に感謝している今年の私である。
両親はかなり年をとったので、それなりに苦労して暮らしている。
私たち姉妹と家族で一日おきに生活の支援をしているが、父が特に
母の為に力を尽くしている。
父と私は性格が似ていて勝気なので ぶつかりそうになることも多く
心が塞ぐこともあるが・・考え方の基本は同じなのでそこを忘れない様に
接している・・

母のことを自分の責任と感じて丁寧に面倒を見るのだ。
つい私が手を出し過ぎるのでややこしいことになるのだが
そこを年月で互いに慣れることが大事だと思っている。
でも今夜は 母が腕時計を失くしたと心配して電話くれて
明日一緒に探すからと言ったら、ほっとしてくれたので私も深くほっとできた。

そういうことがたまにある・・

母は最近 電話を自分の名前を言ってかけてくる。
今までは「お母さんよ・・」とかけてくれたのに・・
なんだか姉妹のような感覚になっている・・

祖母が年取って私と母を混同したように 年代の感覚が鈍ったのかもしれない・・

母が少しずつ意識に変化ができたのは70歳のころからだったように最近思う。
少しずつ10数年かけて母は今の母に変化した・・

父にあまり気を遣わず自分の意志をはじめて通している母が私は愛おしい・・
私たちの為に自分を抑えて生きて来てくれたことは間違いないのだ・・

そんなことを今年は誕生日前に深く感じている・・



# by akageno-ann | 2017-08-14 23:46 | エッセ- | Trackback | Comments(1)

葉月に生まれる

母も祖母も私もこの八月に生まれた・・
夏は苦手だと思っていたけれど・・今年はどういうわけか夏が急に好きになった・・

夏の海を見たせいかもしれない・・
従妹の母である私の叔母と、従弟のお嫁さんが 私を労ってくれようと
宇佐湾を見下ろす高台のレストラン ヴィラサントリーニに連れて
行ってくれた・・・

びっくりするほど美しくて外国のようで 私はそこでの二時間を
満喫した・・・かつて行った地中海に面した 町フランスのマントンを
想い出した・・・
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オーナーはギリシャを感じてここにこのリゾートを建てたという
素晴らしい感覚だ・・
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カクテルはノンアルコールで仁淀ブルーという美しい一級河川仁淀川に
敬意を表するかのようなグラスが運ばれた・・

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お料理も期待以上のフレンチで 高知の地場産の野菜たちが
実に美味しく盛られていた・・(オードブルに先ずまいった・・)
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# by akageno-ann | 2017-08-04 00:57 | エッセ- | Trackback | Comments(0)

ここはどこ?

思いがけない旅になった。

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ちょっと食事に行こうということで車を30分走らせて海沿いの宇佐という
方面に行き、宇佐湾を見下ろしながら山を登ったてっぺんの表情がこの写真
ここはどこ?ついラインで友人に写真を送ってしまった・・

時差のある国に旅しているの?というその返信がうれしかった・・
もちろんここは日本で故郷高知の一角・・

ほんの2時間の滞在で私の心は癒された・・

# by akageno-ann | 2017-07-31 02:00 | エッセ- | Trackback | Comments(1)

祭りのスキルは生かそう

地域の夏祭りが二週間にわたって無事終了した。
無事というのは天候に恵まれて 大きな事故もなく・・ということで
祭りというもので人がけがをしたり命を落としたりということが一番残念なことになる
過激な祭りではなく、穏やかに楽しく・・という思いを込めて行っている。

地域に住む年配者たちはそういうスキルを持っているので、若い人たちの為に
大いに頑張っている・・神輿について詳しい人や 焼き鳥を焼ける人
立て看板に筆で書ける人  踊りの上手な人  太鼓をたたける人

会計の事務能力のある人   料理の上手な人  売り子さんをやれる人

片付けの上手な人  接待力のある人   アナウンスができる人

そういう力を発揮する人が多い地域はこうした行事を続けて行けるようだ。

私は雑用力を持っているので この時期は惜しみなくそれを発揮する・・

その間従妹の病状も両親のことも心配だが
祭りだから頑張ってね・・と三人にもお願いして
今年も無事過ごすことができた

舅を三年前にこの祭の時期の入院させることになってしまった・・今はそのことも
祭りのおかげで父を無事に送りだせたとも感じられるようになった。
舅は祭りの立て看板を何年も書いていた・・だから祭に間接的にかかわっていたせいか
その間体を心配して介護施設のショートステイに入ってもらっていた。

その第一日目の夜に 元気にカラオケも食事も楽しんだ舅は発熱して 入院になってしまった。
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びっくりしたが発熱だけで大事をとっての入院だったので却って安心していたが
そのまま一か月の入院ののち・・90歳の誕生日目前に亡くなった。
有難かったのは病院の手厚い看護と そこに搬送してくれた隣の施設のスタッフと医師看護婦の皆さん

暖かい心がずっと私たちを支えてくれた。

前日に元気にしゃべっていた父がその日の早朝5時に突然眠ったまま危篤になった
看護士の方が「すみません、30分前には穏やかに目覚められたのに 次に見たら急に息が弱くて・・」と
電話をくださり、駆けつけて・・そのまま30分私たちの見守る中で亡くなった・・

だから私たちはこの祭がそのまま父の終焉の思い出になった・・
それはとても手篤い看護で・・最後まで書くことが生きがいで素晴らしいスキルだった・・
その書道のお弟子さんたちが 祭りのご祝儀を披露する看板書きをしてくれている・・
そんな流れを作った舅に感心しまう・・



# by akageno-ann | 2017-07-25 06:08 | エッセ- | Trackback | Comments(1)

夏祭り

6月の最期夏越し祭を各神社で行う。半年を無事過ごしたことへの感謝と
残る半年を息災に過ごすよう・・人型の白い紙に息を吹きかけ 自分の体調の悪い部分を
さすって、祈願する古くからの習わしがある。
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ふるさとの大国様でも・・・写真のように茅の輪をくぐります。
従妹の病状もずいぶんとよくなってきていますので、私は今年は彼女の手術をした
病院の近くの高麗神社を訪れました。

ここは折口信夫博士の歌碑があることでも縁を感じています。

7月に入ると地域の祭が相次いで行われ、6年前から自治会員としてお手伝いさせて
いただいてます。祭を無意味に感じられる方もいらっしゃるでしょうし、私も近年まで
それほど熱心ではありませんでしたが、こうしてかかわっていると、自然災害のときなど
地域の人々のお顔を存じ上げているだけでもなんだか心強くなって参ります。
故郷では本当に町をあげて神社の祭りを盛り上げますが、地域の祭もこころのよりどころに
なっているように思いはじめました。
皆で元気に今年を乗り切っていきたいと、そして被災地の方々もどうか一日も早く
安定した暮らしができますように・・と祈ります。

世界規模で異常気象による自然の破壊があり、一つ一つが他人ごとでなく・・
先ず水の確保と 非常持ち出しの身の回り品を検めたりしています。
暑さきびしい中にもお元気な日々をお過ごしください。

# by akageno-ann | 2017-07-17 19:22 | エッセ- | Trackback | Comments(2)

久しぶりに

近くにあけぼの子どもの森公園という
トーベヤンソンのムーミン谷を模倣した場所があって・・

前から友人を誘っていたのだが・・このほどやっと
いらしていただくことができた。

この半年くらいは何か約束事がなかなかできなくて
延び延びになっていたのだが、従妹も少し落ち着いてきたので
思い切ってお声掛けしたら暑いさなかのほんのちょっと曇り空の
人気の少ない大人の散歩には最適な7月4日にいらしていただいた。

その前に飯能のラ ノーラというイタリアンレストランで
軽いランチを・・そこの味もとても気に入ってくださって
このコースはなかなかいい平日のコースになった。
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高校生の頃ちょっと楽しく読んだあの本をこうして大人になって体感する思いもなかなかのもの・・・あの頃の友人も誘ってみたくなった・・まったりと3人で過ごすひとときは大雨を心配して短時間であったが、2時間以上かかる友人は雨にあわずに辿りついたらしい・・ほんとうにありがとう・・・こうしてまた会えて私はとてもうれしいです。c0155326_15255963.jpg
# by akageno-ann | 2017-07-09 17:08 | エッセ- | Trackback | Comments(1)
佇んでいた白い水連は「天界に辿りつきました」と報告を受けたような気がした。
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伯父が亡くなったのがこの時期で
あの時もふと公園の沼をみると
こんな風に咲いていたな
と思い出した。
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ここは墓地の前のせいかとても法界に通じるように思えて・・水連の花が有難くかんじる。
6月は次々に花が咲き・・人を思うのは自分も年を重ねたせいだ。
しかも花に、まつわる人との思い出がたくさんあることにも驚かされる。

犬との散歩だが ふとここに導かれ久しぶりに沼を看たら・・・こんなに美しい水連の花を近年みなかった・・と
思い・・急いでスマホを取りに行った。
撮りながら少しさびしい気がした。
小林姉妹のことを中傷する文面があるときいたが・・
私たち従妹と私との暮らしの中ではどれほど救われているかしれない・・・
そのことだけは記しておきたい・・


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# by akageno-ann | 2017-06-30 14:07 | エッセ- | Trackback | Comments(1)
紫陽花が咲き誇りそろそろ終わりを告げる頃にすぐ近くから芳しい香りが
する・・大輪のくちなしの花だった。
この白さが 小林麻央さんを思わせてふとその花の元に佇んだ。
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その若い死からより清楚さを印象付けられて・・長く生きて行くことの
難しさも感じる・・ただ従妹とは成功した同じ病の手術に関して心から
感謝をして、じっくりと治してこうと今朝も話し合った。

麻央さんのこの1月のインタビューに 大きな手術をしたあとは
言葉がうまく出なくて 思ったことが口に出るまでに何分もかかり
それが普通に戻るまで3カ月かかったとあり、今従妹がとても言葉が
上手く発信できないのはそのせいもある・・とつくづく感じ・・
せかしてはいけない・・と改めて思った・・

母も二回の全身麻酔の手術からなんとなくぼんやりしてしまった言動が
戻るのに2年を要している・・
でも戻れるのだ・・そう感じて感謝した。

# by akageno-ann | 2017-06-28 15:44 | エッセ- | Trackback | Comments(0)

心打たれた日

昨日の小林麻央さんの最期のお話に心打たれる人がたくさんいらしたと思います。
私も従妹の施設に最近いらした警備の方とふとお話しする機会を得ました。
私が朝な夕な顔を出すので 労いの言葉をかけてくださったのですが・・

その方は昨年お若くして奥様をやはり癌で亡くされたそうで、同じ施設にしばらくいらしたようで
朝昼晩と食事の時に顔を出されたのだそうです。

まだ同じ60代でそれは若い死だったそうです。

麻央さんのニュースはそういう心を痛められた方にもふと自分のことを思い起こす機会を与え
私への労いの言葉となったのだと思い・・とても感謝したい思いになりました。
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ソフトバンクのYmobileの契約を従妹に代わって池袋の大手販売店に行き、話を聞いてきました。
本人でない契約の変更や解約は従妹の立場では結構書類が必要ですぐにはできず、従妹の甥っこに
頼もうと思いますが・・・従妹の証明は二人の戸籍津本が必要になりますね・・

もう少しこういう時代何か簡便にできないものか・・など考えます。

スマホなどお財布機能もついて便利な反面 ちょっと世の中に自分の情報はなんとなく
流れているな・・と不安を感じたりすることもあって複雑な思いがあります。

麻央さんの死を皆で悼み心を一つにしながらも変わっていく世の中にふとついていけるかと
戸惑うこのごろです。



# by akageno-ann | 2017-06-24 17:24 | エッセ- | Trackback | Comments(0)

紫陽花忌

小林真央さんの清潔で清楚で美しい人生の過ごし方に 心から感動し
紫陽花の季節にたくさんの花に囲まれて別世界に旅立たれたことに
従妹と共に心を寄せました・・・
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人生は閉じた年齢でもなく、閉じ方でもなく・・そこまでに生きた
経年の日々の心の健やかさだと 真央さんの数々の言葉から知りました。
自分の後残された時間を感じて無駄にせず・・お子さんと家族 その上に
世の中の人々に大きな感動を残されたことに敬意を持ちました。

池袋の繁華街を歩いているとき友人のメールでそのことを知り
感慨深い思いに耽りました。

貴方の遺されたお子様たちに大きな幸せをもたらしますように心より
祈ります。
                         合掌

# by akageno-ann | 2017-06-23 21:50 | エッセ- | Trackback | Comments(0)