アンのように生きる・・・(老育)

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かけがえのない日本の片隅からの発信をライフワークとして、今は老いていくにも楽しい時間を作り出すことを考えています。

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LIVE 第二部 no.4 生きるということ

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かけがえのない日本の片隅から
LIVE 第二部 no.4 生きるということ

牧子は生きられるということがわかった。

その夜の手術は執刀の脳外科医本田が手術室から牧子を乗せたストレッチャーをもう一人の医師と共に手術着のまま、手術室から現れたときに その生命のつながれたことがはっきりとわかった。

「手術自体は成功しています。命の危険性はかなりなくなりました。詳しいことは別室でお話します。」

そのように本田医師は待っていた牧子の家族を談話室に招いた。

時刻は翌日の未明4時だった。

カテーテル検査を行い、その診断が手術が可能だとわかって、手術室に入るまでに有に一時間以上の時間が経ち、家族は一刻を争うこの事態に気ばかり焦っていたのだが、医師や病院のスタッフは実に冷静に一つ一つを確認しつつ、手術を行った。その時間経過は5時間以上に及ぶのだった。

手術着の帽子だけを脱いで、術前と術後の牧子の脳のレントゲン写真を見せながらの説明も、外科医として、完璧な手術ができた、という感動からか、疲れも見せることなく、坦々と、だが力強く牧子が今生きていることを知らせてくれた。

「しかし、まだまだ予断の許さない状態ではあります。一番問題なのはいつ意識が戻るか、です。今の状態では1週間になるかもっと長くなるか、わからないのです。
こんこんと眠り続けあるひふっと目覚めることがあり、しかしその時に言葉が発せるか、また記憶がしっかりしているか?という問題は別なのです。」

悲惨な情況を物語る医師の話だが、その日の牧子の家族は、とにかく今牧子が生きていることが、またこれからも生きていくことが確認できた喜びで夢うつつだった。

家族は牧子の夫の佐藤真一郎、娘の直子。 そして牧子の父親の片山悟であった。

病院に駆けつけたときは牧子の母よし子もいたのだが、父親の悟が体を心配して妻よし子は一旦家に帰していた。

いずれ長い闘病生活になるであろう娘の面倒を一番みなければならないのが母親のよし子だとわかっていての配慮だった。

その想いの通り、牧子の手術は成功したが、これからいつまでになるかわからない長いトンネルが用意されていたのだった。

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妹家族にこんなプレゼントが届いちゃったみたい・・
ちょっと覗きに行ってきました・・
ダッキーブログをみていて・・俄然犬を飼いたくなったんだそうです!

で、妹のところに来た子です!
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Commented by kinnnikumans at 2010-12-13 09:16
annさんおはようございます!
小説、読んでいます。これからどうなっていくのか、
連載楽しみにしています^^

ありゃまぁ なんて かわいい わんちゃん♪
こっちをちゃんと見ていますね^^
お手手も小さくてかわいいなぁ。きゅーん。
妹さんの所に新しい家族が増えて
ますます楽しくなりますね^^
Commented by marimari at 2010-12-13 15:03 x
ほ~~んと可愛いですね~~~っ
annさんすぐにこの子に会いに行きたくなりそうですね~♪
Commented by sorade-su at 2010-12-14 18:31
きゃ~~~可愛い!!
もうたまりません!!
さわりたーい。抱っこしたーい!!
悶絶しまくりです!
Commented by flyrobin at 2010-12-15 04:04
annちゃん☆
↑そらちゃんのコメント見てナニゴト???って思ったら
アハハ、これはこれは!かわいい仔がお目見えですね~ 笑。
私もひと目見てメロメロです~。
妹さんも、この仔と出会ってキャ~なんて思われたのでは^^!?
私もなでくり回したい アハハ。
Commented by ann at 2010-12-15 23:05 x
ジャックさん、読んでくださってありがとうございます。
生きることを書くって結構しんどいことだって改めて思ってます
でもじっくり書いて行きたいです、よろしく
黒柴の子犬に癒されてます・・笑
Commented by ann at 2010-12-15 23:06 x
marimariちゃん、行ってきたわよ・・会いに・・すぐ・・
Commented by ann at 2010-12-15 23:06 x
soraちゃん、このひと時は見逃せないよね・・
あっという間に大人になるものね・・
Commented by ann at 2010-12-15 23:08 x
ロビンさん・・ね、何事??でしょ・笑
実物はまた感触にメロメロですよ~~
妹もずっと探していたので・・この子って直感したんですが、何より甥っ子がその日に決めようって・・頑張ったそうです!
by akageno-ann | 2010-12-12 23:08 | 小説 | Trackback | Comments(8)