アンのように生きる・・・(老育)

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かけがえのない日本の片隅からの発信をライフワークとして、今は老いていくにも楽しい時間を作り出すことを考えています。

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LIVE 第二部 no.8 悦子の人生

小説の最初はこちらから →☆

かけがえのない日本の片隅から
LIVE 第二部 no.8 悦子の人生

悦子は少しだけ焦っていた。

二学期の学校が始まった牧子の娘直子がどんな思いで日々を過しているのか・・を考えた時に、この姉をこれからどういう方向に進めていけるのか、医療に携わる身でありながら、成す術が見当たらずにいた。

冷静になることは簡単であったが、その冷静さは明らかに取り繕ったものであったのを悦子自身もわかっていた。

本当はとても大変な病人を抱えたことは間違いないのに、なるべく大したことではないのだ、と思おうと家族皆が仕向けていたかもしれなかった。

だが実際は半身不随になる可能性の高くなった、このベッドに横たわっている姉牧子と大学受験に向かって進んでいるその娘直子をどうサポートできるのか?

誰もまだ実感として動いていなかった。

実家の両親はなるべく外の人を雇って姉の看病もしてもらった方がいい、と考えていた。

嫁ぎ先の佐藤家は 長男の嫁の突然の病に対して はじめは万全の態勢をとってくれていた。

しかし1ヶ月が経った頃、リハビリテーション病院を見つけてきた。

「とにかく、こういう脳卒中という病気は早い時期からのリハビリが大切ですよ。牧子さん自身にもやる気を忘れないでいただきたいのよ。」

そうプレッシャーをかけていた。

だが、そのときに受け答えする姉はまだそこに存在せず、本人の意志は尊重されることはまだ無理だったのだ。

医師の笹島に悦子はリハビリセンターの病院に移すことができるかを尋ねてみた。

笹島は

「その病院はまだできて2年しか経っていないので、実績はないのだよ。
だがそれゆえにしっかりとやっているところだよ。僕としてはお姉さんをそちらに移すのは賛成だよ。君も公私を分けにくいのは気の毒だと思っているよ。

悦子はこの水先案内をしてくれている、笹島のことがいつも心にあったことにも気づかされた。

                             つづく→→☆
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写真は「まねきねこ」さんより拝借しています・・

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Commented by daikanyamamaria at 2010-12-24 23:19
Merry  Christmas。。.☆*:.。.☆*†☆
    
      Joy and Peace to You。.☆*:.。.☆*† 


お幸せで 恵溢れる クリスマスでありますように。。。☆ 。。。☆*:.。.☆*†


Commented by ka-chan-anone at 2010-12-25 23:12
家族が目覚めない状況なんて、
想像しかできませんが、つらすぎますね・・・。

私も父の脳梗塞の記録をそろそろ再開しなければと思いました。
Commented by akageno-ann at 2010-12-29 21:53
マリアさん、訪問してくださってどうもありがとうございます。
感謝します!良いお年を、また来年もどうぞよろしく!
Commented by akageno-ann at 2010-12-29 21:54
ka-chan ,記録は大切かな・・と思うところがあります。
少しずつですが記録していきますね。
Commented at 2010-12-30 08:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2010-12-30 23:16
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by akageno-ann | 2010-12-24 00:55 | 小説 | Trackback | Comments(6)