アンのように生きる・・・(老育)

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かけがえのない日本の片隅からの発信をライフワークとして、今は老いていくにも楽しい時間を作り出すことを考えています。

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LIVE 第4章 no.7  友人からの忠告

ニュージーランドのクライストチャーチの大地震によって被災された方たちへの
お見舞いを申します。


小説「かけがえのない日本の片隅から」第3部 LIVE 第4章
ご高覧に感謝いたします。
LIVE 第4章 no.7  友人からの忠告

夕食を三人のテーブルで楽しみながら、悦子の疲労した心は少しずつ解き放たれていくようであった。
外国で駐在したことのある夫妻は客人をもてなす、ということにも自然に振舞えるようで、会話も楽しく素直な受け答えができている悦子だった。

「看護士さんだと伺いましたが、どういう病院ですか?」
そう問われて悦子は救命救急病院の大変さを語りつつ、こうしてのんびりしている己がやはり申し分けない気持ちで苛まれた。

「姉がちょっと大きな病気をしていまして、この1年半ほどを夢中で過ごしてきましたので、ここで少し骨休めをするよう言われました。救急病院ではほんの少しのミスも患者を命の危険に晒すことがあるので、煮詰まっている私に上司が忠告してくれたのです。」

「デザートにアップルパイをどうぞ・・」

とそんな会話をしているとあつ子が手製のアップルパイにアイスクリームを添えてサービスしてくれた。りんごのフィリングも甘すぎずとてもいい味に仕上がっていた。

ここではダージリンティをストレートで出してくれた。

悦子は空腹がしっかりと満たされると、眠くて仕方がなくなっていた。

欠伸をしそうになって、慌ててその夜の夕食の席を辞した。

あつ子が呼んでくれて、

「どうぞあまり人に気を遣いすぎなくていいわ。自分の時間を大事にしてね!」

あつ子は学生時代から大変親切でよく気がつく女性だった。

そんな性格がペンション経営にも役立っているのだった。

その夜、リラックスした悦子はテーブルを先に立って自室に戻る事にした。

あつ子は 「私たちは これから後でゆっくり飲みましょう・・」

悦子には あつ子は生き方の上で先輩であった。

                            つつく

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Commented at 2011-03-01 06:22
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2011-03-01 07:33
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by crystal_sky3 at 2011-03-02 07:29
annさん、こんにちは♪
温かいアップルパイにアイスクリーム。
とろけるような味わい、最高ですよね^^
疲れているときは全く違う環境に身をおいて、心も身体もリフレッシュすることはとっても大切だと思います^^
私は何も疲れることはしてないのですが、毎朝の運動が楽しくて
仕方ありません^^
Commented by akageno-ann at 2011-03-03 14:20
クリスタルさん・・ありがとう
暖かいアップルパイとアイスクリームは
ものすごく合いますよね・・
運動・・とても大事ですね!
by akageno-ann | 2011-02-28 23:43 | 小説 | Trackback | Comments(4)