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老育  一人の人の言葉の重み

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「かけがえのない日本の片隅から」

老育

人の思いは究極の時にほとばしり出るらしい。
今回の政府のM大臣退任のニュースに、裸の王様の話を思い浮かべた。
還暦を迎えながらも身に着けておかねばならなかった精神が備わっていなかったのは、その人とその周辺の方たちの責任がある。
だが、一番大切なのはそこまでの生い立ちに謙虚になるべきシチュエーションが少なかったのだろう。
言葉は発してしまうと、強い印象の残る部分のみが堂々巡りする。

何が悪いのか? 追い詰められた人間は心が雑になる・・・

あまりに大変な場面に上に立たされると完全に考えが空転して、悪態になるのではないか?

一般人までもこうして考えをめぐらす今回の復興への道の遠さ・・
日本の行く末・・・

目をそらさずに心を全開にして進んでいきたい、と個人的にも思いを強くしている。

人のふりみて・・とはまことによく言ったものだ。

窮地に立たされた場合の自分を想像すれば、人を単純には避難できない。

今の日本が立ち直って行く為に、東北の人たちが黙々と生きることをしている日々、それを感じて
謙虚に生活していかなくてはならない。

この大震災から日本が豊かな国に戻るには相当の時間がかかりそうだ。

年老いた人たちもまだまだ元気で知恵を授けてほしいし、動ける人は老若男女かかわらず、できることをしていこう。

人を批判する暇に進めなくてはならないことが多すぎる。

老育はすでに遅し・・されどここからが正念場だと思う。

                                     つづく
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小夏庵にも→☆

by akageno-ann | 2011-07-05 23:30 | 小説 | Trackback | Comments(1)

Commented at 2011-07-08 20:24
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