老育 気まぐれな母性
今日は若いお母さんとのふれあいがあった。
お子さんは「太陽」ちゃん・・まだ一歳でやっと歩き始めた愛くるしい男の子!
抱き上げるとニコニコする。何気なく
「私もほしかったのよ」というと
「え?お子さんいらっしゃらないのですか?」
「そうなの・・」この言葉にももう威力はなくなったけど・・

「私、すごく苦労してやっとできた子なんです・・」そう打ち明けてくれた。
「まあ・・ではこのお名前はご両親のお気持ちそのものね!」
「はい!」
そのご苦労・・私たちは分かり合えた。
地域でもふとした出会いで互いの気持ちが通じることがある・・
今日はそんな日だった。
その時に主人の亡き従妹の娘Aちゃんがメールをくれた。先月4人目の男の子を授かったのでお祝いを送ったのだ。
今回は近くのアウトレットで偶然出会った洋服にした。本当は子供のものを送るつもりでいたけれど、そのAちゃんの雰囲気に合いそうな服に出会ったので、たまにはお母さんの方に・・と思った。
そうしたら
「うれしい


Aちゃんは学生時代に初めて出会った。と、いうのは我が家の近くの音大に入学が決まって、うちが保証人になったのだ。
「まあたまには遊びにいらっしゃい」と話すと、喜んで友達と一緒に遊びに来て、夕食をご馳走すると、素晴らしいピアノ演奏を

以来卒業演奏会まで度々演奏会に招待してくれて、心楽しい思いをさせてもらった。

そんな従妹の娘が私の方にもいる。彼女は声楽専攻だった。
そちらの方は昨年めでたくおめでた婚で・・まあ できちゃった婚はとやかく言われることもあるのだけれど、私としては羨ましい限り


その子も今必至で子育て中・・先日は療養中の彼女の母親と私で送った初節句の人形を飾って、子供と一緒に撮った写真を送ってきた。すっかり母親の顔になってた・・
そんな二人の様子を垣間見させてもらって・・私の気まぐれな母性も満たされている。

まあ・・今は子育てがんばって・・それから・・二人ともせっかく磨いた音楽の技を錆びさせないでほしい・・とも願っている。
それがそれぞれの母の願いでもあるのだから・・

by akageno-ann | 2012-06-16 04:35 | エッセ- | Trackback | Comments(2)

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