鎌倉 古我邸を訪ねて
鎌倉は憧れの地で、若いころから折に触れ訪れていたが、最近は少し遠のいていた。
湘南の方に住んでいる親しい友人たちが誘ってくれて、久しぶりに訪ねた。
春の嵐の予報に友人は遠来の私の足を心配してくれたが、雨は喜んで出かける私・・
七里ヶ浜に住んでいる幼馴染が以前誘ってくれたのはもう20年ほど前のこと・・
あの時の二人のちょっと深い話や、ふと立ち止まって衝動買いした靴の柄などを
想い出した・・あの時の食事は七里ヶ浜のイタリアンだったけれど、最後に鎌倉文学館に
行って、そこで何故かイタリア文学の翻訳者でもあった、エッセースト須賀敦子さんの話題になり
彼女の作品にはまった時代を思い出した。[ミラノ霧の風景]や[トリエステの坂道]など趣深い作品が
最近全集になって話題になった。
今日はまだ今年の桜が満開の様子で、これが快晴だったらどんなにか人であふれているだろう・・
と想像できる鎌倉駅西口に午前中に到着・・
小旅は一人で乗り物を愉しむ私だから、今日は池袋から湘南新宿ラインのグリーン車の二階席で
ゆったり風景も楽しんだ。 鎌倉まで一本で1時間足らずとは有難い路線・・横浜 大船から
友人たちは駆けつけてくれた。
外国人が多かったが、静かな雰囲気で待ち合わせの時間まで近くを散策した。
表側と称される東口と違って瀟洒な住宅が静かにたたずむような街の風情は素晴らしい。
コンビニは一軒だけで、Kinokuyaが正面にあって 美味しそうな鮪の粕漬けやさんや本屋があったり
必要なお店がコンパクトにあり、喫茶店と美容室がたくさんあって・・緑は多いし、とても癒される町。

待ち合わせの11時半ピッタリに三人は出会って、今日の目的の古我邸に赴く・・
小高い山の中腹に立つ100年ほどは経っているというこの屋敷を最近レストランにしたと教えられた。

かつてローストビーフの鎌倉山に20代で友人と二人で行ったころはなんとなく構えて過ごした記憶がほほえましく思い出されたが、ここはフランス料理だが、気取りがなくていい。
若い男性スタッフたちが手際よく持て成し、かつ話題も豊富で楽しめた。
足元の悪い中で少々靴の濡れも気になったが、「どうぞごゆっくりされてすっかり乾くまでいらしてください。」という最初の言葉は心が和んだ。

自然な庭の作りは雨の中でも十分楽しんだが、部屋の中は温かくややカジュアルなクラシックという雰囲気・・
写真も自由に撮らせてくれた。

お料理はオリジナルな洋風お重・・と言うことで、まあ気楽にと思ったが、なかなか素材がふんだんに使用されていて・・満足感たっぷり・・フォアグラが大きくて・・味もよかった・・鎌倉の季節のオリジナルメニューというお奨めだった。

グラスシャンパン1杯で気分はほろ酔い・・デザートがまた三種だがひとつひとつ私のお気に入りの味で嬉しかった・・

古我邸のHPは・・・☆☆☆
続く
by akageno-ann | 2016-04-07 20:06 | 旅 | Trackback | Comments(3)
annさん、こんばんは。
素敵なエッセーを拝見して、雨に煙る桜のようにしっとりしました(^-^)
当時のannさんの心模様が、今の鎌倉の街並みの中に混じりあって見事なストーリーに展開されていますね。
叙情的なご案内にannさんの奥の深さを感じます。
素敵なエッセーを拝見して、雨に煙る桜のようにしっとりしました(^-^)
当時のannさんの心模様が、今の鎌倉の街並みの中に混じりあって見事なストーリーに展開されていますね。
叙情的なご案内にannさんの奥の深さを感じます。
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