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実家にて

こういう暮らしもありという事だが実家に宿泊して二週間目が終わる。両親は満足してくるから驚く。どんどん自分のペースを取り戻している。妹と良い施設もみつけてみたりしているが要するに自宅で最後までという希望は強いのだ。
ならばそれを叶えることが子供の努めか?とも思う。舅とは35年ともに暮らした。その決心をしたのは結婚後半年たってのことだったと記憶が蘇ってくる。
その時の一人暮らしの舅が気の毒という純粋な思いが60才を過ぎた今少なからず変化していることに残念な思いがある。そんなことをつづる自分にも老いが忍び寄っているのだということなのだ。まだこの実家の一室を自分の部屋にしようと思わないのは、今くらす自分の家と25才までくらしたこの家の様相が違っているからにほかならない。
さてこれからどう変化していくかはもちろん両親によるが少し自分勝手になっているが尚やさしくかわいらしい母と、かなり頑固さを増しつつ自立心を保とうとする父らしい父との小さないえやや大きくなりつつある攻防戦が始まりそうだ。

今日は日中自宅に戻り地域の敬老会に顔を出してきたが百十余名集まった後期高齢者の様々な生き方を感じてまた気持ちがゆらいでいる。
今夜母はおだやかな寝顔だ。

by akageno-ann | 2017-09-24 23:05 | Trackback | Comments(0)

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