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幼馴染み

友と一緒に年を重ねることができることを幸せに思う。
彼女とは不思議な縁だ。
小学校から中学校まで同期生であったが同級になったことはない。
しかし委員会が一緒だったり、仲良しの友人が共通だったりと
どこかうまがあうところがあるのだろう・・つかず離れずここまで
一番近くでつながってくれている・・

親への想いも似ていて 彼女のご両親はうちの両親より大分年上でいらしたから
その見守られていた時の様子もなんとなく垣間見させてもらっていたことが
幸いした。

在宅で癌を患ったお母様を最後まで御姉妹で見送ったのだ・・

いつも互いに家庭のことで忙しいから本当にたまに連絡を取って さらにたまあに
お茶を飲みつつ話すのだが・・・
同じ市内に相次いで嫁いできたのも偶然・・そして嫁ぎ先の親との同居
親族とのかかわり方・・・友人とのかかわり方に共通項を見出すのは
やはり同級生の好の様な気がしている。

今年驚いたのは 従妹の乳癌の主治医と 彼女の義理の妹さんの主治医が一緒だったことだ。

O教授への信頼度は二人はほぼ同じようだった・・

それがとても互いに心強い要因になった。

そしてこのほどの私の両親との関わりのことも両親をよく知っていてくれる彼女に
とても参考になる話をたくさんしてもらった。

実の親については気持ちもストレートになるからぶつかることは当たり前だけれど
実の親は肌で感じてくれることがある・・と言われた。

「無理をすることなくできるかぎり見守ってあげるということで大丈夫よ・・」
と言われて自分もなんだか今のように毎日実家に顔をだすことはできるな・・と
思えるのだ・・

風邪を引いたり自分が倒れられないな・・と思うと緊張感で腹痛がすることもあるが
気張らずにやって行こうと思う・・

かつて教育実習で小学校の低学年を初めて受け持ったときに 素敵な女子の担任の教師に
言われたことを想い出す。

「子供たちの為に一番大事なことは 元気で毎日教室に来るということ・・」
「教材研究が足りないな・・と思ったら せめて洋服を替えて笑顔で子供たちの前に立ちなさいね」
先ずは健康な体が資本・・と言われたことを未だに座右の銘にしている・・

少しだけ子供返りした母もここのところとても元気になり 私の小言をちゃんと聞いてくれて
「アンちゃんとミンちゃん(妹)のおかげでここで暮らせてます」なんて言ってくれるようになった・・

そういわれちゃうと・・楽しく続けられそうになる・・
私はかなり口うるさい方なので そのことを詫びると 「そんなことないよ・・」といい
泊まらない日も夕方電話してきて・・今日はこんなことをしました・・と
話してくれるようになった。
もちろん凸凹した日々なので これが毎日進展していくわけではないのだけれど
そこは教師時代の子供たちとの暮らしと重なる・・

日々の継続は互いの健康的な暮らしにあるのと会話による刺激を与えることだと感じている。

by akageno-ann | 2017-10-27 22:29 | 老育 | Trackback | Comments(0)

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