ナリキヨトリオ
久しぶりに夜のコンサートに出かけた。
早稲田の東京コンサート ラボ・・・白壁のこじんまりとした良いホールだった。
ナリキヨトリオ 作曲家成清翠氏の作品を友人の素敵な演奏家三人で奏でるコンサート
ピアノとヴァイオリン そして鍵盤ハーモニカ 「都会の風景」というCDリリースの
記念コンサート・・
成清さんは従妹の娘の中学校からの同級生 音大の付属中を受験するに当たり私の友人の
ピアニストにお願いしてレッスンに通っているときに出会ったお嬢さん・・
ですから彼女の小6のソナチネの演奏から聞かせてもらっていた私・・
ヴァイオリンの星野沙織さんはその中学校で同級生として高知から出てきたばかりの
従妹の娘と仲良くしていただいたお嬢さん・・土佐弁の娘を「かわいらしい・・もっとしゃべって」と
一番娘が気にしていた方言を温かく自然に迎え入れてくれたことを感じられた・・
あれから18年ほどたったのであろうか・・娘は遠くオランダで子育て中
そして友人たちは音楽家として羽ばたいている・・
成清さんにお会いしたら・・つい幼い頃を思い出してしまい・・「ピアノ上手ね~」なんてつい
気安く肩をたたかせてもらったが・・私の友人が手塩にかけて育てた生徒さん・・
星野さんは従妹の療養中に従妹の為にヴァイオリンを弾いてくださった・・
あれはまだ高校生の時だったと思う・・
従妹の娘もピアノを弾き、私は父と二重唱した・・
あれから15年ほど・・月日が経つことの速さと 若い人々はそこになんて大きな成長を見せてくれるのだろう・・
私の好きなアルゼンチンのピアソラや 武満徹の「島へ」などをふと思い出させてくれるようでいて
新しい優しい そして斬新なメロディーが心地よかった。
これからの益々の発展を祈りますが・・6月10日には池袋のヤマハでもライブがあるらしい・・
行ってみたい・・
ヴァイオリンが歌う・・弦が泣いているような戦慄がり、鍵盤ハーモニカの穂とは哀愁に満ちていた。
都会のど真ん中で 都会らしい安らぎを与えてもらって・・私はすっかり癒された・・
6月10日のイベントは是非こちらをご覧ください→→
今日のアンはまだもう少し慣れるのに時間がかかりそうです。昨日からうちの子になったアンシャーリー

by akageno-ann | 2018-05-27 00:02 | エッセ- | Trackback | Comments(0)