止まらない酷暑に
この暑さに日本全国に散らばってしまったかつてのデリー仲間たちも
様々にあのデリーの終わらない夏を思い出していると思う。
たった3年間の滞在だったが・・夏が長くて強烈な印象になって残った。
朝のほんの1時間程度がなんとか過ごしやすい時間で8時を過ぎるとまた
暑い一日が始まったと覚悟する日々・・5月から確実に10月までが
夏だった・・
あの頃に夕食にお酒を飲む習慣がついた・・
今ワインやビールを愉しめるようになったのもそのおかげだと
思っている・・

実家に毎日通うようになって
1年になる・・
終末は妹が時間があるときは行ってくれるから
完全に毎日ではないが
気持ちはいつも実家に寄せている
一緒に住むより気持ちは楽だが
それもご近所があたたかい目で見てくださっている
ことと・・少し勘違いが増えた父ではあるが
母のために家のことを一生懸命やる姿が
60有余年を過ごしたこの実家・・で
生活を続ける所以である。
新しく知った氷川台の商店街も魅力的で
夜の帳の降りる頃ちょっと行って買い物したりしている。
ふとここに私も住みたくなることが最近増えた・・
家に戻ればまた犬も猫もいて楽しい我が家なのだが両親がもっと手助けを必要とすれば泊まりも増えるであろうと
考えている・・
こうして考える猶予を与えられているらしい。
田舎の山奥の一軒家もどうしたものか・・今はドライブインをしている親戚がずっと見守ってくれているので
そのままなのだが・・一生懸命改築したあの家も実に住んでみたい場所だ・・
どうやって生活をまとめるか・・
それが今の私たちの課題・・
しかしデリーでもそうであったように・・暑い夏はあまり複雑なことは考えないで
のんびり息をして過ごそうと思う・・
きっと静かな秋も訪れるであろう・・被災地に思いを寄せると・・急ぐお気持ちを察するが
じっくりこの先を考えて過ごしていただきたい。
日本が 世界が激変しそうな昨今のこの空気を無視できない様子がある・・
ベッドに横たわって天井を見つめながら 縦横斜めに思いを馳せてあれこれこの先を
考えてみている。
by akageno-ann | 2018-07-18 21:37 | エッセ- | Trackback | Comments(1)