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平成が終わる・・・

年賀状の季節になって 今年は父の年賀状を夫が作ってくれることになって
永年の父の俳句入りの賀状を改めてみてみると 

「老い二人 ままごと風の 屠蘇の膳 」 鴻

など 夫婦のことを一年ごとに念頭に作句している父に敬意をもった。

来年は平成31年でよいのか?など皆で考えながら準備しているが
米寿を迎えた父の句に 喜寿の頃の二人の寄り添うような写真を主人が取り出して
その写真を初めて賀状に印刷してみたら 父母がことのほか喜んだ

こうして一年一年を大切に生きている老夫婦・・
同じころにテレビの 「ぽつんと一軒家」の番組で 同じ米寿のご夫妻が
山奥で二人で支え合って暮らしている生活の様子に涙せずにいられなくて

永年の夫婦の過ごし方を学ばせてもらっているのだ・・と  本当に考えさせられています。

子供を持てなかった私は 友人たちのお子さんや お孫さんの写真を楽しく載せて送って
くださる賀状にいつも嫉妬していたが・・

最近は何か小さなご夫妻の写真が載っていると、いいな・・と思うようになっていた。

賀状を楽しみに待つようになってきたのも年齢のせいかもしれない。

かつて友人の中に毎年 「お子さんはまだ?」と親しさから書いてくる人がいて
この人は本当にご苦労を知らないのだな・・と思ったりしたが・・
私がいただいてから返信するようになってから次第に遠のいてくれてほっとした。

年賀状というのは ひと工夫してこちらの現状を少し書くか、日頃の無沙汰を詫びて
一年の幸福を祈るか?で良いのだと
いつになくいろいろ考えるこの頃
しかしもう霜月も半分が過ぎ 巷はお歳暮とお節料理の商戦・・

この一年をここへきて惜しんでいる・・・

by akageno-ann | 2018-11-12 21:46 | エッセ- | Trackback | Comments(1)

Commented by nanako-729 at 2018-11-13 17:25
annさん、こんにちは!
もう年賀状準備の季節、一年が早いですね(^^ゞ

先日の「ぽつんと一軒家」見てました!
あの大変な山の上での生活、出来ることなら
お爺ちゃんあそこで生活したかっただろうな・・・
もう再び行くことはないかもしれないご実家。
みんなのことを考えて山を下りられた姿にほろり。

息子さんがいずれは山で生活したいというのを聞いたときの
嬉しそうなお爺ちゃんのお顔にほろり(T_T)
いろいろ考えさせられてしまう番組でした。

今週はちょっと気温が下がるみたいですね、
私も冬のお花買いに行きたい。
いつもビオラしか買わないけど(笑)この冬はどんな色にしようかな・・・
コメントありがとうございました(^^)/
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