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3月16日

この頃アポ電強盗などのニュースが痛ましいお年寄りの殺害にまで
至っていることもあり、よそ事ではありません。
危険は高齢者に確実に忍び寄っています。
我が両親もそういう電話におびえたことがありました。

一昨年春 一年の留学を終えて、帰国するという孫からの連絡を待ちわびて
いたその日電話がありました。
「おじいちゃん・・」とかかってきたので 非通知だったようですが、疑うこともせず
「Yか!」と名前を呼んだのです。
「そうそう!あのね お金盗まれちゃって・・」と話は続き
空港からのはずが会社からというので 父もそこで気づき、いったん電話を切り
すぐに警察に相談しますと 警察がすぐに来て 電話に出て話を聞き
それにのってほしい・・との提案があったそうですが やはり二度目の電話には
懐疑的に会話をしたせいか相手が切ったようです。

こんなタイムリーもあるのですから、待ちわびる孫の帰国に気持ちも動転したようで
私もすぐに実家に行き、様子を聞いたものでした。

この頃から妹と代わりばんこに実家に通っていたので、異変に気づくことができ
なんとかここまで大きな事件には巻き込まれずにいましたが、小さな出来事はいろいろ
ありました。

まず 近くの地域の金融機関でATMの暗証番号がわからなくなり、窓口に行くと
印鑑をもって来るようにいわれ、持って行った印鑑が違ったものでけんもほろろの
待遇を受け途方にくれて佇んでいる両親に実家に向かっていた私と夫で出会い、
急いで一緒に窓口に行くと やはり一人の女子に厳しく言われたので一旦家に帰りました。

いくつもある印鑑のうちの一つであろうと思われましたが、ここは元銀行員の妹に
連絡を取ると翌日すぐにかけつけてくれて、家族四人で金融機関に赴きました。
すべての印鑑の中にあてはまるものがあり、ほっとしましたがあまりに高齢者に厳しい
態度に これはこちらはやめた方がいいな・・と引き上げました。

金融機関が厳しいのは正しいのですが、あのときの惨めなほどしょんぼりした両親の
様子は忘れられません。
それ以来郵便局も銀行も必ず同行するようになりました。

そういう意味では厳しくされてよかったのです。
高齢の親とともに歩むということが必要な時代になってきました。




by akageno-ann | 2019-03-16 21:35 | エッセ- | Trackback | Comments(1)

Commented by maple at 2019-03-19 20:48 x
年をとる。ということは誰もが同じような
道を通るということなでしょうか?
銀行での出来事・病院での出来事
あれもこれも母や父、姑を通して同じ思いを
経験しました。
でも一つ違うことは、私はこんなに
暖かい目で見てあげられなかった・・・
そして今もみようとしていないことです。

次回会ったらもっとやさしい目でみてあげよう・・・

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