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妹とふたり

今朝の石神井川沿いの桜
妹とふたり_c0155326_23172913.jpg 朝 近くのマックに母の好きな
ホットケーキを買いに行ったら
東京の桜はこんな風に花を開き始めた。

母とは暢気に暮らしているが 老いた
犬の小夏と幼い子猫のさやかと暮らして
いる主人には申し訳ないのだが、
3年前までは舅を真面目にお世話したので
許してもらっている。
 今は妹と二人で両親を見つめている。
気丈に暮らしていた両親が少しずつ認知症
が進んだようで、それでも自分たちで
生活をなんとか頑張ってきても 病には
勝てず、父が病床にあるが、病院のベッドで
起き上がろうとしたり、いつもの神棚に拝む
様子で夜中に正座していたりする様子を
聞いて、妹とこれまでの両親のことをいろいろ
思い出している。

できるかぎり穏やかな人生の
終末期を過ごしてほしいと願うのだが、
頑張って頑張った父が脳出血を起こしてから
日常生活が不可能になっていることに
病院で丁寧な看護をしてくださることに
感謝している。
しかしこれから転院もそろそろ考えなければ
ならないし、いくつかの提案をしてもらって
妹と二人で
病院の帰りに久しぶりに少しだけお茶を飲んだが
互いに舅姑を介護したときのこと、妹の子育てを
父母が手伝ったこと、インド在住の私を心配しな
がら、航空便や船便の違いを研究して
いろいろな食品を送ってくれたこと、自分たちの困難をずいぶんと助けてくれた両親のこと、など
8歳違いの姉妹の私たちはその記憶の内容がずいぶんと違うものがあり、今更埋め合わせをしてみた。
妹に比べて私の方が両親との時間が短かったことも再認識した。
この春の桜をいつもとは違った気持ちで見守って行くような日々・・
そしてまもなく 新元号が発表される。
母は 天皇皇后両陛下が京都御所を訪れられているお姿の映像をくいいるように
見ている。

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by akageno-ann | 2019-03-25 23:15 | 老育 | Trackback | Comments(0)

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