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3月29日

母に従妹のいる施設に入所してもらって、第一日目を自宅で過ごしている。
久しぶりの自宅・・猫も犬も私にちゃんと愛想よくしてくれる。

老犬小夏はシャンプーしてもらってとても綺麗でゆったりと暮らしているし
猫のさやかは一歳になって 大人っぽくなっていた。

この朝 母と二人の簡単な朝食を済ませて、夫が迎えに来てくれるのを待った。
有難いことにご近所の親子さんが母としばしの別れを惜しんでくださって、
母がほっとした笑顔になったことが有難かった。

久しぶりのドライブも桜の様子を見たりしながらゆったりと過ごしていたようだ。
私はもしかしたら限界に来ていたかもしれなかったが、それは少しの間でも
夜中に両親の心配を直にしなくていい、お風呂にゆったり入ることのできる
そんな安心感を得たように思う。

とにかく子育てをしていないと、実にイレギュラーなことに弱いのだ。

大人はそれほど突飛なことはしないはずだったが、年をとると思いがけないことが
起こってくる・・母は我が家を離れることに恐怖を感じてしまうこともあったり
ちょっとの声掛けで安心したり、幼子の様な所が出てきた。
しかし一旦安心すれば、そこでの暮らしに何とか溶け込んでくれるだろう

だが時間がかかる・・そのことを踏まえて様子を見てくださる若いスタッフの方たちに
感謝する・・今日もウエルカムの後・・母の座位の様子 歩く様子をじっくりと
見てくださる・・
しかも「こんなにしっかり長く座っていられるなんてすばらしい」
と、今まで私が褒めてあげたこともないことを褒めてくださって、とても
嬉しかった・・

靴の合わない様子もすぐに気づいていただいて、サンプルをはかせていただき
母は久しぶりに自分の靴の色を決めた。
時折見せる不安な顔がふっと笑顔になることが増えればきっと慣れてくれるだろう
私が自己流でご都合主義な介護をしてきたので、迷惑もかけるが さりげなく
母を見守っていければ・・と思う

そうしていると、父の転院が決まった、来週である。

幸いに脳の出血が収まり吸収されたようなので、次は認知症の治療になり
リハビリとなる。

いつも通院していた病院が受け入れてくれることになって、父も新しい暮らしが
始まる・・いつも一緒だった二人を引き離してしまったが・・これは強制ではなく
偶然から始まった、必然だと自分を言い聞かせる・・

樹木希林さんの「一切なりゆき」を借りてよんだが、成り行きは単に偶然ではない
そう思った・・それまでの積み重ねた経験が瞬時の決断を下す 力になっていると
信じる・・

今日はゆっくり眠り、明日また母と従妹のところに行こう・・
従妹が母のいい先輩になってくれている。

ふるさとの桃の花の写真が送られてきた・・
3月29日_c0155326_23184127.jpg

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by akageno-ann | 2019-03-29 23:38 | 老育 | Trackback | Comments(0)

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