暑中見舞い
鳩居堂の夏の絵はがきをいただいたので母に持って行った。
生活上の認知症は確かに物忘れやできているつもりができてなかったり、同じ話を
何度もしたりと症状はあるが、『鳩居堂』という母も時々行っていた
銀座の和文具専門店 ・・なので
母の喜び用は美しいはがきの絵はもちろんのことご近所の若い方たちからの
お気持ちが嬉しくてしかたがないのだ。
「まだ帰れないね、私は一人でも暮らせるから」というのだが、
この2年半 家事をやっているといいながらできなくなっていることには
気づかないのだ。 『やってないよね、私がやったのよ』などと
言ってしまったこともあったが、施設に入ってからはじっくりと話して
ここでお食事もお風呂も トイレも見守って手伝っていただいていることが
少しずつわかるようになってきている。
説明していかないとわからないのが老化なのだ・・と思うと 自分もいずれは
そうなるのだという覚悟にもなる・・
書くこと 編み物の好きだった母が 右手が動かし辛くなったようで
提供する毛糸と編み棒も進まなくなっていた・・
でもこの絵はがきにはきっと何か書くだろうという気がしてきた。
施設では美しい花の塗り絵や生け花などやらせてくれて、皆さんと一緒だと
諦めずやっているようで感謝する・・
家に帰りたがる母に申し訳ない気持ちもあるけれど、今の暮らしの良さをわかってもらいたくて
いろいろ考えている・・先日初めて近くの回転寿司の店に行ったらデザートに大好きな
パンケーキまであってとても喜んでくれた。
また一緒に行こうと思う・・私も久しぶりの母とのランチは楽しかった、
そのお店の車椅子への配慮にも感謝している。
絵はがきに久しぶりに筆ペンを走らせたら、下手になっている私
書道をまた少しずつやりたくなった。
練習は大事です・・素敵な絵はがきに心より感謝してます!
by akageno-ann | 2019-06-27 09:37 | エッセ- | Trackback | Comments(0)


