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IIT インド工科大学

去年は暑さでインドを思い出したが、今夏は今のところ冷夏の雰囲気
しかしNHKドキュメンタリーの インド工科大学(IIT)のドキュメンタリーを
見ながらインドの優秀な人々のことを思い出している。

インド人が優秀な人材が多いことはかつて住んでいたときにも感じたことだが
近年日本の大企業がインド工科大学に人材を求めている。
ハイデラバードの大学に向かう日本企業のスタッフが車で向かう道のりは
30年前のインドの町並みの様子と全く変わっていない
各家庭の様子も私のインドの友人宅とほぼ同じようだ。
そういう中でそれほどにハイレベルの家庭の子供でなくても優秀な頭脳で
大学進学の機会を得る人々が増えていることを知った。
あの頃我が家のサーバントとして働いてくれていたロージーという
27歳の女子は子供が二人居て、就学児童なのでとても熱心に子供たちの
勉強を見ていた。

将来は良い就職をさせたい、というのが彼女の願いだった。
あの子たちはどうしているだろう?とふと思い出した。
映像の中のIITの学生の中にロージーに似た雰囲気の女の人がいたからだ。
ロージーはヒンディー語は書くこともでき、私の教える日本食のレシピを
メモしていた。手先が器用で鶏を捌くことも上手だった。
教えること以上に工夫をする人だった。
だしの素 味噌 キャベツ 米 寿司と日本語の単語はすぐに覚え
我が家は私のジャパグリッシュという曖昧な英語で楽しく暮らせたのも
彼女のお陰があった。
しかし残念なことにお酒を飲むと人が変わる彼女の夫の夜中の騒ぎで我が家の
オーナーからのクレームがあり、辞めさせなければならず、フランス人の
家に彼女と子供たちだけでそっとサーバントとして夫と別れて暮らすことに
なった。
一度戻ってきたりもしたが、一年くらいたったところで道の向こうから
『マダム』と私を懐かしそうに呼んで挨拶したことがあったのでその笑顔に
ホッとしたことが思い出された。

あのようにサーバントとして頑張った彼女の頭の良さも懐かしく思い出される。
今でNHKBSの再放送で 『おしん』(連続テレビ小説)を見ているが、
インドのサーバントの暮らしはまさにあの雰囲気がある。
だがその中で自分の子供たちを高学歴にしたいと思い頑張る母親の心を
垣間見た気がして・・もっとインドの人々の暮らしに寄り添ってみるべきだった
と、思う。
あの厳しい気候の中で 貧富のある暮らしの中でたくましく生きていたインドの
人々計算は速いし、言語もすぐに覚えるし日本人気質も巧みに取り入れて
日本に行きたいとパスポートをとって日本人マダムに懇願していたサーバントも
いた。

ドキュメンタリーの日本企業のスタッフは若く、インドの異文化に圧倒されることも
なく、英語を巧みに使ってインド人の新人社員を獲得しようとする姿に今更
啓発されている。
まだワープロをもってインドに渡ったあの頃だったが、今思えばインドで
もっとPCをまた英語を学んで来るべきだった。
町中はもちろんヒンディー語が主だが、外国人は堪能な英語で話しかけてくるし
日本語を習得している人々の素晴らしい語学力もきっと今もっともっと
磨きがかかっているだろう。
暑さにもめげず、どんな地においても前向きであろうかの国の人々に敬意を
表する・・・
そして、人なつこくて親切な人の多かったあのデリーという町を久しぶりの夏の日射しと共に
私は懐かしんでいる。

かつてその頃のことを小説にしたのでお暇があったら→→→☆☆☆ のぞいてください。

by akageno-ann | 2019-07-17 21:21 | 番外編 | Trackback | Comments(3)

Commented by fuwari funwari at 2019-07-18 13:10
annさん、こんにちは♪
六本木ヒルズ森タワーが出来た当時、ランチタイムにジェントルなインドの方がとても多くて驚いていたのですが、今思うと、その当時から既に日本でご活躍のIT企業にお勤めの方々だったのですね。
ゼロと言う概念を創造した国であるのに、紀元前から続く身分制度がどうも合致せずです。
天災、戦争が絶えなかった地続きの国策だったのかな・・と知識のないわたしは想像してしまいます。
が、最近はそれもすこし変化してきているようですね。
少し前にNHKだったかで観たドキュメントは印象的でした。
相互扶助の精神で切り盛りされている食堂なのですが、これがまた素晴らしいものでした。
annさんから伺って、わたしが受け取っているインドの方々のハートってこれなんだな・・と観終った時思ったものでした。
やはり、annさん。
インドでの今昔は、是非とも一冊に残しておいて欲しいですね。
Commented by akageno-ann at 2019-07-18 15:52
fuwariさん
六本木ヒルズの頃からインドの人々多かったのですね?
日本語の習得が素晴らしくてどんな地でも頑張っていける
人々だと感じていたのですが、適応力の良さを時に図々しさと
勘違いされてしまわれることもありました。
しかし近年の頑張りとその能力は次第に定着しているのですね。語学力・・これが一番ものをいいますし、新しい文化を取り入れるのも柔軟な心があるように思いました。
Commented at 2019-07-18 21:46
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