食欲の秋に
体が楽になった分 秋のお米のおいしさについ食欲が勝ってしまう。
父の施設に行く間に一人で軽くランチをとることがあるが
先日美味しい蟹のスパゲティを食べながら隣の若い主婦の会話を
素知らぬふりしてしっかりと聞いていた。
二人のうち一人の方が「うちは叔母さんの面倒をみているの」
とのこと・・結婚されなかった叔母さんが高齢になり、一人で
施設に入ったが、その後見人になっているらしい。
もう一人の方が「よかったわね、先日うちの近所でお一人暮らしの
お年寄りが亡くなっていて、回覧板持って行った方が発見したから
亡くなって間もなくだったのでよかったけれど、ご家族への連絡が
なかなかつかなくて大変だったのよ」と続けた。
う~~ん 他人事ではない。
先ずは両親のことでそんなことになっては大変と 毎日必ず通っていたが
それでも私の居ないときに、ご近所に救急車を呼んでいただいたり、
私に連絡してくださったりがあった。
結局我が家は父が倒れて入院したので母を一人にすることなく、施設入所を
選んだのだが、その父も最初に発見してくださったのが早朝のヘルパーさん
だった。
主人の父のときはやはり常時一緒に住んでいたからなんとか自分たちで
対処できたが、それでも夜中に三時間おきの見守りでは早朝に父の部屋に
入るときに寝息の小さくなっていく義父の様子にドキドキすることがあった。
先日ほんの少し実父を家にもどしたが、父は我が家であるという感覚が
なくなっていた。
それは私と妹がそのまま父を施設で過ごしてもらう・・という結論に繋がった。
申し訳ないが、母もよんでこの三月までのようにヘルパーさんやご近所の方に
お世話になりながらの暮らしは無理との私の判断によった。
すごく両親には申し訳ないことだが・・
特に母は今も実家に帰りたがる日があるのでとても辛いが・・反面今の施設の
スタッフさんたちにとてもいい笑顔を見せるようにもなっていた。
日々いろいろなことを思い・・それを口にしているのでそんなに両親の呵責に
苛まれる必要はない・・とも思うが自分ののんびりした生活を保とうとしている
ことには間違いなので心で許しを請うている。
できる限り母のところには従妹もいるので足を運ぶ・・最近は帰るときに
辛いことは殆どなくなったがでも気楽になってはならない・・という
思いはしっかりともっている。
このようにたくさんのお年寄りが増えるこの世の中に心を離してはならない・・
しかも自分はどうなのだ?と思った
先ほどのファミレスの若い人の話のようにこれから自分もどのように老いるか
わからない・・迷惑をかけたくない・・と思っても 実際はどうなるか確証は
ない・・・他人事でなく・・身の始末を考えねばならないと
先ずは食べ過ぎて太らないことと・・家の片付けを本当に真剣に始めて
いかねばならない・・・
太っていることは介護してくださる方に負担をかける・・
今夫と始めたのは庭の始末 大きな木を伐採してさっぱりとした庭を
目指している・・・家はいずれ土地だけにして手放さねばならぬだろう・・
始末しなくてはならない自分のこと・・平均寿命まではあと20年だが
元気に動けるのは体力があるのは今から数年だと・・覚悟している。
by akageno-ann | 2019-11-07 19:19 | エッセ- | Trackback | Comments(1)
annさん、こんばんは!
今日のお話は他人ごとではないですね。どっちを選んでも
ああすればよかったとか、こちらがよかったとか
いろいろ考えてしまいますね。
介護や老後の生活、何が正解というのはないと思うのです。
いよいよ寒くなってきましたね。
私も最近体重が増加気味で( *´艸`)
食べ過ぎて太らないこと、これ身に沁みます(笑)
どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。
おやすみなさい~♡
今日のお話は他人ごとではないですね。どっちを選んでも
ああすればよかったとか、こちらがよかったとか
いろいろ考えてしまいますね。
介護や老後の生活、何が正解というのはないと思うのです。
いよいよ寒くなってきましたね。
私も最近体重が増加気味で( *´艸`)
食べ過ぎて太らないこと、これ身に沁みます(笑)
どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。
おやすみなさい~♡
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