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ダウントンアビー

「蜜蜂と遠雷」の映画鑑賞に続けて イギリス映画「ダウントンアビー」を
雨の中見てきました。
良かった・・・もともとテレビドラマ時代から大好きなドラマです。
これは最終回なのだ・・と納得させられました。
主役は何人もいます。二時間ほどのドラマの中に一人一人の人生を丁寧に
仕上げているのが感心させられます。
「おばあさま」と君臨し 皆から慕われる伯爵夫人バイオレットを演じるのは
あの「ハリーポターの」教師役マギー スミスで、実に名演です。
私は役柄の中で一番愛しています。
主役はその孫で未来のダウントンアビーという邸宅の領主になるクローリー家の
長女メアリーですが、彼女の姉妹たちも実に数奇な人生を歩んでいます。
その相手となる男子たちも彼女たちに翻弄されます。
貴族の中に平民が入る社会情勢と 執事 メイドたちの人生も絡みます。

このドラマはテレビでも十分楽しめましたが、大きなスクリーンでイギリスの
少しずつ落ちぶれていく貴族の生活の中にも息づいていく伝統を重んじる精神に
感動させられ、どこか日本の伝統と共通する共に歴史のある国であることを
改めて認識します。
執事たちが英国国王の給仕をすることに大いなる誉れを感じる件は
新しい令和になった昨年の皇室行事の中にも感じることがありました。
日本と英国は国の大きさやその成り立ちが似ているようにも思えます。
皇室は皇室の中でやはり一人一人が多くの難題を抱えて生きていられるし
そのことが見え隠れするこの時代になって、かえって国民は親しみを
覚えます。
そして日本の国の未来に、世界と一緒に安寧を祈らずにいられないのです。

今日は初観音という行事が菩提寺にて行われ、お参りに行ってきました。
厳かでふと心安らぐ一日になりました。
21日は初大師・・・一月が半分過ぎましたね。
地震もあちこちで起こりますが、どうぞ大きな地震がきませんように
そしてオーストラリアの森林火事がどうかおさまりますように・・
祈り続けます。




by akageno-ann | 2020-01-16 19:05 | エッセ- | Trackback | Comments(0)

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