令和2年3月1日
今年はうるう年!2020年2月29日の思い出を残そう!(ブログのテーマ)
3月1日は父の誕生日で90歳になる。
閏年の今年は同じ日に誕生日のご家庭では昨晩お誕生日の
ファミリーパーティをされたと話されていた。
父は施設にいるのでしかもコロナウイルスの影響でただ今面会禁止
なのでこのブログでお祝いしたい。
おめでとうございます。お父さん・・
あなたの生まれた昭和5年1930年は世界恐慌のまっただ中だったようです。
日本はまだ関東大震災からの復興途中で父は高知の仁淀川の上流の村で生まれたのです。
そこにずっと住んでいたら私はここに生まれていなかったかもしれません。
しかし3歳で両親と満州に渡り、18歳で日本に引き揚げ、その間の太平洋戦争での
苦労は山崎豊子原作「大地の子」にも共通項を見いだすような大変な青春時代を
過ごしたのです。
父の書いたくれた自叙伝のような俳句の本を少しずつ紹介もしたいですが
時に反発しながらも父の生き方をどこかで継承している自分がここにいます。
親子というのはなかなか難しい共存をしています。
先般幼くして命を落とされた心愛(みあ)さん、裁判の中での証言から
父親との葛藤が小四という年齢ですでにあったようです。
どんなにか優秀で正義感が強くて・・そのように親は育ててきたであろうに
なぜ・・あのような虐待で死に至りしめてしまったか・・
この場合は親の未熟な心がまたは心の中に潜む残虐性がそうさせたのか?と
疑問を感じます。
親子はともに成長し合っていくのだと・・父は言いました。
言いながら絶対的な権威を保っていました。
ですからちゃぶ台はひっくり返す直前のような激高は一度ありましたが
暴力にはならなかった。
私も生意気なこどもでした。しかし押さえつけられていたこともよくて
親に直接反抗することをせずにここまで来ました。
ここで・・・ちょっとその厳しさに首をかしげることもありますが
世の中に対してまっすぐであったと感じます。
子どもを育てるというのは実に大変なことです。
このコロナウイルスで自宅待機になった子どもと向き合う親御さんたち・・
どうかどうか広い心で緩い心で過ごしてください。
by akageno-ann | 2020-03-01 14:40 | Trackback | Comments(0)