ミモザの館

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運動代わりに家の周りを歩くと住宅地のお宅の工夫に気づかされる。

子どもたちは学校の臨時の休校が続いているのでお子さんのいるご家庭は

その工夫に余念がない。あるお宅は駐車場を利用して自宅の庭の花を

可愛い花束にして春を分けて下さっていた。

マスクをして黙々と歩いている人々もここに立ち止まり軽く挨拶して

少しおしゃべりをする。

心がふっと和らいで来るようです。

お母さんとお子さんとの共同作業の様子が想像できて、嬉しくなった。

今日は強風でこのコロナウイルスとの戦いにも余計に心塞がる思いが

あるが、黄色のミモザの大木を切って、元気のお裾分けは嬉しい。

こんな風に暮らしていくことがまだしばらく必要だ。

コロナウイルスはインフルエンザのように簡単なものではなさそうだ。

未知のウイルスと戦っていることを大人もしっかり確認して

子どもたちに知らせれば、ただ休ませられているのではないことを

知ることもできる。

これからの暮らしの中で必要な力をしっかりと身につけていくべき処に

来ている。