小夏逝く・・

小夏が逝きました・・・私たちの見ている前で静かにあっという間に

不思議な日でした。三匹目の柴犬ですが赤ちゃんの時から飼ったのは

初めてでした。二匹は保護犬でしたので9年一緒に過ごし、およそ14歳

らいで逝きました。年齢が不詳でした。

小夏は最初から家の中で飼っていましたので飼うというより一緒に

住んでいた家族でした。

お転婆な娘で最初に足の骨折をしたので甘やかしてしまい、また

一番懐いていた亡き義父がよく面倒見ていましたらかなりわがまま娘

でした。それがまた可愛かったりしてそのまま過ごして17年

最後は我が家の重鎮になってました。

よき番犬もしてくれました。ご近所の方たちにも訪れるといつも

よく吠えるので・・本当にご迷惑もかけ、柴犬だからね・・と

大目に見て頂きましたが、先代の犬たちは知り合いには吠えなかったの

ですが、とっても責任感があったようで　神経質でもありました。

こんな風にしている時が一番幸せでした。小夏も私たちも。

意志がはっきりしていて自分のしたいことを要求できる子でした。

亡くなる二日前まで公園で草の匂いを愉しんでいました。

ペット霊園の方に17歳は大往生ですよ・・と言って頂いて

有り難く思いました。暫くは家のあちらこちらに小夏がぶつからないように

滑らないように工夫した跡を見ながら17年の彼女の一生が思い出されて

なりません。犬なのですが・・家族です。