冥福を祈りつつ
2020年 05月 23日
5月の連休明けに友人のお嬢さんからメールが届いた。
『母は 4月末に亡くなりました。半年の闘病の末でしたが自宅で家族だけに
見守られて静かに逝きました。前夜は孫がヴァイオリンで母の好きだった
バッハを弾いて小さな音楽会をしました。』
一緒にずっと歌った友人でした。4人の仲間でバッハ ゲーテを辿るドイツの
東側への旅もしました。
本来ならバッハのミサ曲を仲間で歌って見送りたかったのですがこのご時世が
それを阻みました。

思いでの詰まった写真のミニアルバムを作って棺に入れていただきました。
趣味の会のコーラスでもこのコロナの影響で練習すら出来ない今
エンターテイメントが全て公に発信できない状況はいったいいつまで
続くのでしょうか?個人レッスンもままならない中で若い音楽家たち
演劇人 心よ折れないで・・と祈ります。
友人のお孫さんも音大に進学してヴァイオリニストの道を歩み始めた所です。
友人がよくお孫さんの演奏会に誘ってくれました。
可愛がり応援されていて・・きっとずっと見守られることでしょう。



音楽を愛する友人はきっと天上から見守っていると思います。
アフターコロナに 改めて彼女にお願いに行こうと思います。
2008年
ライプツィヒ
セントトーマス
教会にて
クリスマスミサの
オルガンの練習を
聴く
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我が家の隣に一人で住んでいた高齢のおじいさまも5月に亡くなりました。こんなご時世か、ご近所にも知らせず、身内だけでお見送りしたそうです。
毎朝犬を散歩されていたおじいさま。
いつも犬の自慢をされていたおじいさま。
愛犬が今一番悲しいのではないかしら・・
コロナはお別れの仕方まで変えてしまったことを実感しました。
毎朝犬を散歩されていたおじいさま。
いつも犬の自慢をされていたおじいさま。
愛犬が今一番悲しいのではないかしら・・
コロナはお別れの仕方まで変えてしまったことを実感しました。
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by akageno-ann
| 2020-05-23 15:34
| エッセ-
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