旅 温泉地など
九州の各地の有名な温泉地もコロナに続き大雨の被害を受けられて
丁寧に今後のことを話される被災者が報道されるが もてなしの気持ちを
常に持たれていることを感じる。
サービス業の難しさ・・・このコロナ禍で知ったが、建物自体が失われると
これ以上の損失はない。
九州は指宿と桜島に宿泊したことがある。教員初任の社会科勉強会だった。
あのとき鹿児島の灯台勤務の友人のご両親のところに一泊させていただいて
いきなり3人でお邪魔したのになんとまあ図々しいことをしたことか・・
今もずっと忘れることは出来ない。
北海道は父とある会合で川湯温泉だったか立派な温泉地に宿泊した。
青森はヒッチハイクのような友人との旅で行き着いた浅虫温泉
町民の家という安い宿泊地なのに 温泉大浴場の綺麗で大きかったことと
食堂のホタテフライの大きさとおいしさも忘れられない。
旅番組を見ながら今はそんな風にかつての旅を思い出す日々だ。
クルーズの経験はないしそんなに時間はとれない・・と敬遠していたが
こうして今はクルーズはしばらく中止と聞くと その旅番組をみて
なるほどこのような優雅な旅なのか・・とよくクルーズに参加している
友人の残念さを思ったりする。
先日はNHK特集でパリ ノートルダム寺院の火災からの復活の
ドキュメントを見た。
皆信じられない・・という悲壮な面持ちで尖塔の焼け落ちるのを
夜中まで多くの人々が見守る野次馬とはいえないフランス人の姿を
見た。
ノートルダムには3度伺った。それが今は自分の懐かしい誇りにも
なっている。
私の年齢では多分旅はこれからもそんな風に思い出に浸るだけに
なるように思う。
世界がアフターコロナを待っている・・
by akageno-ann | 2020-07-10 14:16 | 旅 | Trackback | Comments(0)