亡き人からの贈り物
このコロナ禍のコンサートなので随分と気を遣われたようで
1時間だけのコンパクトなものになっていましたが
昨年ある国際コンクールのヴァイオリンで一位となられた若き
女性のヴァイオリニストの受賞記念コンサートでした。
友人は昨年の今頃に闘病生活から復帰することなく亡くなりましたが
こうして才能豊かなお孫さんを遺されました。
小さい頃から発表会などに呼んでくださったのでその成長ぶりが
よくわかり、大学生になってあまりに立派になったのでびっくりしました。
「おばあちゃんの愛情を受けてこうして成長しました」との
友人のお嬢さんの言葉、亡くなられて尚その愛情を感じていられる様子が
わかりました。
近隣のお茶屋さんの庭先に見える藤の花はこれからが愉しみ・・・
私の父の生家はポツンと二軒家ですが お隣は父の従弟が受けついだ峠の茶屋で
ドライブインとはちょっと趣が違って100年以上続くおでんや 炭火焼きの鮎など
有名な引地茶屋です。仁淀川町の引地橋にあります。
かつてその茶屋には大きな藤棚があってその下で食べる心太やソーメンが美味しかったのです。
しかし昭和になって食品衛生上藤棚は撤去せざるを得なくなったのですが、小学生の頃
夏休みにアルバイトさせてもらい、藤棚の下の山からの清水の流れる流しで心太付きをして
薄味のタレにおろしショウガをのせて旧国鉄バスの運転手さんたちに振る舞ったのが
懐かしい・・
先日の叔父の葬儀にその店主の夫妻が私の両親の代わりにと忙しい中 町の方まで出てきて
くださって、親族の絆を伝えてくれました。
叔父の引き合わせも感じて本当に有り難かったです。
両親に写真を送りました。
「アンのように生きるインドにて」紹介していただいてます。↓
by akageno-ann | 2021-04-12 19:16 | 老育 | Trackback | Comments(0)