老育19 カラヤン と シーボルト
コロナ禍に再放送が多くあり、夕べはNHKEテレのクラシック音楽館で
ヘルベルト フォン カラヤンが指揮するベルリンフィルの演奏で
チャイコフスキー交響曲 「悲愴」を聞くことができました。
四十年前に来日されたとき学生だった私もNHKホールのチケットを
必死でとって一人で聞きに行ったときと同じプログラム♪
「悲愴」の第四楽章のドラマティックな曲想が好きで昨日の
映像をリマイスターされた音楽に改めて圧倒されました。
ベルリンフィルの力強さは1978年の頃のようでさらに現地ベルリンの
フルオーケストラのせいもあり素晴らしい演奏!
カラヤンの容姿も神々しく、NHKホールでのアンコールにずっと応えて
いらした姿を思い出します。あのときは白いタートルネックのシャツが
またとても素敵だったことを思い出しました。
♪そのあとのバーンスタインのマーラーも楽しませていただきました。
今大急ぎで見ました。
フィリップ・フランツ・バルタザール・フォン・シーボルト
主人が敬愛して止まない江戸時代に長崎に赴任したこの偉大なる医師であり
生物学にも植物学にも貢献した偉人。
28才で日本に来られ西洋医学はもとより日本の動植物に大変関心を寄せて
紫陽花 ギボシ 百合などは逆に日本から欧州へ持ち帰り拡げたことでも
我が家は主人がギボシを大事に育てています。
とても元気で楽な植物です。
緑は心に安らぎを与えてくれますね。
オランダはこうして日本の植物を基本に本当に
改良を重ねて美しい花を増やしていますが、
紫陽花の元になったオタクサなどはオランダにはなくなって
いるそうです。私は家の日本スミレなどあまり意識していなくて
主人が必死で育てていますが、なるほどと思い
これからはもっと大事に育てて行こうと思います。
by akageno-ann | 2021-05-17 12:36 | 老育