母を送る
今朝はウグイスがとてもよく囀り、曇天で落ち着いて
母を思うことができました。
植物に心を寄せることができるのは気持ちが落ち着いているせいで、植物の面倒をみていると心が落ち着いてくるとも感じます。友人の言葉にあった「親は最後まで何かを教えてくれるよう・・」を心から感じるこの頃です。
家の紋にしている藤の花が満開のホールでこじんまりと家族葬ができたのも母らしくて父と相対して密やかに生きる人でした。私たち姉妹はなんでも「やっています」という主張をするほうで、母のその性格をもっと受け継ぎたかった、といつも思うのです。
妹の長男夫婦が是非参列させてほしいと言って、1歳の母のひ孫を連れてきてくれました。
新しい命が母の命を継いでくれているようでこの場面はとても明るく嬉しかったです。この妹の長男が一歳の時に母の母(私の祖母)の葬儀に初めて高知に飛んできたのでした。コロナ禍でひ孫を写真でしか見せられなかったことをとても残念がってくれましたが、あちらできっと見守ってくれていますね。ウグイスの囀る家の前の公園の「このてがしわ」という可愛い葉のヒノキ科の植木がありますがこの時期とても可愛い花?をつけます。「児の手がしわ」と字を宛てるようです。
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by akageno-ann
| 2022-04-26 09:26
| 老育
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