母ふるさとに帰る

土佐の高知の6月はもう陽射しが強い。母を山の上の墓に埋葬しました。近しい親族と墓前祭を行い
翌朝一人でのぼつてみてはじめて哀しみがわきました。
先祖代々の墓なのに母が入って身近に感じるようです。
母の好んで最後までそばに置いたものを山の家に飾りました。妹と初めてゆっくりここで過ごせ、父のいとこたちとたくさんの思い出話ができました。そしてそれぞれに歳を重ねているようです。
この家を改築して20年ほどが経ちます。古い梁や土間の桜の木の縁を残してくれた大工さんもきてくださり皆で古い家を繋いでいきたいね、と話しました。
東の空から昇る太陽とともに目覚め
一日ですっかり咲き揃った紫陽花の道を辿り、涼やかな滝をみて墓所に辿り着きます。
仁淀川町の役場も郵便局もスタッフ全員年配者に優しくて有り難いです。
by akageno-ann | 2022-06-01 19:03 | 老育 | Trackback






