暑さの中で
30年前のデリーの夏を思い出します。
炎天下に木陰で炭火のアイロンかけを生業とする
母と娘二人息子一人の家族が家の前にいつもいました。
朝には可愛いまだ学校にいっていない二人の娘が
お得意さんの家にアイロンかけの仕事をとりにいき
母親の仕事の近くで大人しく遊んで過ごし
夕刻になると兄が自転車その洗濯物をお客に
届け、母を助けて片付けをして母をリヤカーに乗せて
ゆったりと帰って行くのです。
その姿は決して忘れることのできない風景でした。
気温は40度近くなるデリーでも大木の木陰は
いくらか涼しいようでした。
私もたまに着るサリーや夫のワイシャツの
アイロンかけを頼みましたが、なかなかの
良いできでした。
今朝も時間通りに収集に来てくださる
清掃局の方たちにただただ感謝しました。
コロナ禍から危険をおして欠かさずに来てくださる
清掃車。
ゴミを捨てるということに
もっと気を遣って行きたいと思います。
by akageno-ann | 2022-06-29 20:29 | 猫 | Trackback