人気ブログランキング | 話題のタグを見る

小説の周辺

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村
雨が降りしきる夜中にふと目覚めてテレビをつけると
ウイーンの街角が映像に流れ「もう私は外国へ気楽に行けないのだな」と
思うことがあります。若い人たちに気楽に行ってほしいな、と思うので
この世界情勢のよくなることを祈るばかりです。今の円安も厳しいです。

今から30年前は家族も皆なんとか元気で、介護という言葉も私の中には
ありませんでした。デリーに高齢のお母様を一緒に連れて赴任されて
いるご家族があって、一緒にヨガの教室に通われていたのですが
ヨガのシャーマ先生が本当に優しくて愉しく参加されていました。

病気になった方も子育て中の方もサーバントというインド人の
お手伝いを雇うことで、今思うと本当に助けられました。

かつて日本でも家政婦さんという方がいらして
病弱だった私の母も随分助けてもらいました。
今も家政婦さんはいますが30年前くらいのときは
もっと気楽に頼めていたように思います。

舅も何度か大きな手術をしましたが、夜中は病院で
この家政婦さんを雇うことが出来て助けられました。

小説の周辺_c0155326_18115821.jpg
NHKBSテレビの映像から
ウイーンの路面電車と博物館の階段
小説の周辺_c0155326_18113129.jpg


小説は2008年にこのブログを小説ブログとして立ち上げたとき
1年を通して少しずつ載せていき、いただくコメントにて愉しいやりとりがありました。
その頃のコメントも今も保存できているのがブログの楽しいところです。

そのコメントによって内容も膨らみ旅や恋愛などで色づけて行くことが
できました。あの頃は若く元気で夜中までブログと小説の両方を書いて
いましたが、最近はコメントをいただいて丁寧に返信ができなく
なったことに年齢を感じ、コメント欄失礼しています。


小説の周辺_c0155326_18105815.jpg
今夏のようなインド並みの夏を体験していますと
あの本に描いたデリーのインド人の暮らしは
忠実に書いたつもりですので、もしも読んで頂けたら
インド人の暮らし方に生活力の強さを感じて頂けると思います。

この本を出せたことには夫の強力な後押しと
出版社の細やかな編集者のお陰です。








私の拙い小説「アンのように生きるインドにて」を
お読みいただいた方から感想をいただくと本当に嬉しく
いつかまたこの続き「日本にて」をまとめたいと思っています。

少し娯楽小説になってしまって、インド色が薄まってしまった感があるようで
友人たちの中には私小説のように思われて呆れられることもあります。105.png

デリーでの暮らしは忠実に書きましたが
主人公美沙と怜子は私の憧れの方たちをモデルにした創作です。

ピアノ伴奏を気楽にしてくださる商社夫人や
大使館夫人がいらして、ご家庭で行うもてなしや
ボランティアなどあのデリーの暑さの中でもそつなくこなして
いらっしゃった方たちがありました。

あの暑さの中でインド人のお手伝いを受けてまた人々と
助け合って頑張って暮らしました。

真夏は停電が突然起り、大抵は1~2時間で済むので家に居る者は
冷蔵庫は開けず、日本から持って行った団扇がとても役立ちましたが
ジッとしていることが大切でした。長時間になると停電していない
友人宅の冷凍庫を間借りしました。109.png

小説を書くというのは愉しくて、最近のコロナ禍、いつ何がおこるかわからない、
という日々細やかな経験の中から「あの時は、こうであったら・・・このようにしていたら」
と、いう思いで書いています。

インドは13億を超える人口ですからどうしても格差はあります。
そういう中に淡々と生きて行く人々の姿は祈りによって支えられている場面も
ありました。自然の中でも「暑い」という言葉を殆ど発せず、当たり前のように
過ごしている姿も今懐かしく思い出しています。

お読みいただきありがとうございます。



by akageno-ann | 2022-07-14 18:09 | 小説 | Trackback