夢のあと
幸せな祝いの言葉をいくつかいただいたあとは
ふと現実の様々な憂えの日々に戻ります。
親友が亡くなったのも8月末、従妹が脳内出血で倒れたのは
8月30日、とても暑い日でした。もう長い年月が過ぎました。
今、病床にある親しい友人は定期的な検査と治療で少し入院しました。
ご家族の献身的な日常の介護にヘルパーの方たちも感動され
私たち夫婦もお節介な手伝いを少しさせていただいてます。
コロナ禍にあって入院や施設入所は「会えない」ということに
繋がります。
父とも一年ほど直には会えていません。
ガラス戸越しに手を振るような面会でも有り難いと思っています。
このブログを陰ながら読んで、ときにメールをくださるかつての
ご近所の方がいますが、今はご自身の生まれ故郷の近くにて
ご夫妻で老後を楽しまれていらっしゃいます。
その選択の潔さに驚かされましたが、今このようなコロナ禍に
あって、大変よい決断でいらした、と思えます。
終の住処を子どもさんたちの傍で、自立して、と介護付きの
施設に移られた方も海の見える部屋で元気ですと葉書をいただきました。
「こういう時代にもうお会いできないかもしれませんね」と
書いてあり、急ぎ残暑見舞いの返事をだしました。
こういう暮らしがいつまで続くのか?ということが私の不安を継続させ
普段と異なる行動は積極的にしないように気をつけます。
「これ以上新しいコロナの変異株が出てこなければよいのですが」という
コメンテーターの話もあり、この第7派で終わらないかもしれないという
予想が消えない限り人間は体力をつけておきたいですね。
季節の変わり目で、秋の気配も嬉しいですが、体調の方気をつけて
参りましょう。
長いこと趣味でコーラスなどやっていたせいでこの頃
知り合いの方からコンサートなどのお知らせもあります。
全て行ってあげたいのですが、なかなか思うように予定が
たちません。
劇場での鑑賞も神経を遣いますね。
秋は展覧会も多くなり、たまには都心に出かけたいと
思います。
50才になったばかりの頃上野の美術館などは60才からは
無料ということもあり、その年齢になるのを楽しみにしてましたが、
時世は変わりましたね。
昨日のN響の夏のフェスティバルで小学校5年生の小出岳悠君の
バッハのヴァイオリンコンチェルトをEテレで聞きました。
どんどん逸材が出現しています。
若い人々の活躍は応援したいです。
by akageno-ann | 2022-08-22 11:56 | エッセ-