土佐の偉人 寺田寅彦

にほんブログ村「天災は忘れられたる頃来る」
という名言は寺田寅彦氏によるものです。
高知県では小学校の頃からしっかりこの言葉をたたき込まれているとのことです。


生まれは東京麹町ですが、郷里が高知で父上の転勤などで高知に戻ったり高等学校時代を熊本で過ごし、そこで師としての夏目漱石に英語と俳句の薫陶を受けているのです。
その漱石が早くから寺田寅彦の多彩な才能を見いだしていたそうです。
病気がちな学生時代であったそうですが、地理学　物理学と芸術にも長け、特に土佐に関する自然科学の検証を熱心に行い、地震関係について土佐の地形について心配されて論文を残されています。
58才という若さで他界されていますが、その倍の年月を生きていらしたのではと思えるほどの豊かな学問の業績を残していらっしゃいます。


エッセーも多く残され、読売新聞の連載で「柿の種」というコラムを書かれていたそうですがそこに秋桜について書かれていたのは
秋桜は一度植えると翌年もまたその翌年も放っておいてもしっかり咲き大きくなる、とあり今年はガーデンに秋桜植えました。
高知はこれから秋桜があちこちに群生します。
写真は去年のコスモスです。
こちらでは、また路地のアサガオがこんなに大きな種を作り
来年もまた花を咲かせてくれるようです。


急に気温が低くなりまして、冬物を羽織っています。

どうぞ皆様　暑かった夏の疲れが出ますからご自愛下さい。