古代から今へ
月曜日の夜 Eテレ「100分de名著」を視聴しました。
今月は民俗学者折口信夫氏の「古代研究」でした。
とても考えさせられました。
神道が政治に関わらないように、と戦後は厳しい
統制があったとのこと、そんなときに古代からの
日本の風習として、すさんだ戦後の人々の心の
支えになるように、と神道を民間伝承として教授された
という折口氏だったことが改めてわかりました。
30年程前に高知の文学館で折口氏の土佐に残されたお歌を展示したことがあり、
両親と文学館を訪れました。真ん中の掛け軸が母の宝物です。
「ななつごは ものをぞほりす ふる国の
土佐のみかみよよきとのをたべ」迢空
母の弟である 杉本瑞井は神社の宮司を長くつとめながら、晩年の折口先生に師事した
者として静かに研究を続けていました。
そのことを少しずつ紹介させていただきたく思います。
両親が可愛がりました。
そのお宅に、さやか😸は新たに保護され
我が家にいただきました。
by akageno-ann | 2022-10-26 07:20 | 随筆