ピアニスト フジ子ヘミング
BSNHKで「フジ子ヘミング ショパンの面影を探して」と題して
マヨルカ島を訪れて小さなコンサートを開いた様子を拝見しました。
もう20年以上前でしたか、NHKのドキュメンタリーで「あるピアニストの軌跡」で
たくさんの猫と暮らす日本に住むフジ子ヘミングのそれまでの人生と
彼女のピアノを初めて知りました。
その番組が話題になり、それまで埋もれていた彼女のピアノの演奏が話題になり
近くの所沢のミューズなどでも演奏会がありました。
それから20年、フジ子さんはパリに住んでいらして、折々に演奏会を開いて
いらしたのです。
素晴らしい才能に恵まれながら、若くして片方の聴力を失い時として殆ど聞こえない
と、いうときもあるというピアニストがどうしてあのような美しい曲を奏でられるのか
不思議でなりません。
久しぶりに聞くと90才を越えて尚、音に深みが出ているのでは?と素人ながら
感じました。編集されてはいますがショパンがジョルジュサンドとひとときを
過ごした、スペイン領マヨルカ島での演奏が素晴らしかったのです。
ショパンは39年という生涯に素晴らしいピアノ曲をたくさん作曲し
今なお人々を魅了しています。
彼女の生活は猫と共にあります。20年前のドキュメンタリーでたくさんの猫と
グランドピアノのある部屋で暮らしている姿が何故かずっと記憶の中にありました。
いよいよ押し迫って来ました。
by akageno-ann | 2022-12-30 07:17 | 老育 | Trackback