こいこいという猫と叔母
叔母が亡くなって二ヶ月叔母のいない神社の祭りと正月が過ぎました。
悲しんでいる暇のないほど参拝の方があってふと叔母の話題になるけれどそういうときは叔母の見事な人生の仕舞い方を思うだけです。
亡くなった人を偲ぶこの歌に心を奪われています。
けれども最近、叔母のいない母屋で😸こいこいと過ごすと長い廊下を歩く叔母をこいこいが付き添っていたことや、食事をしているときは足元で寛いでいたことがわかりました。
叔母は池の鯉や 境内の鳩を慈しみ そして山に産み捨てられた赤ちゃんネコを「こいこい」と呼んだら来たから、とそう名付けて育んだようでした。
昨年の6月に神社のスタッフに私も加えてくれて小旅行に出ました。南国市から北川村に向けて小型バスと観光列車を使っての有意義な半日の旅でした。
広い高知の土地であちこち行くのは至難の業ですが叔母との最後の良い思い出になりました。
ストックをついて、それでもしっかり歩いて北川村のモネの庭を尋ねて楽しい想い出を作ってくれました。
私が5才の頃に私の叔父に嫁ぎ神社をもり立ててきた人です。私が生まれて初めて出会った美しい花嫁でした。
その時からずっと可愛がってくれました。
北川村のモネの庭です。
by akageno-ann
| 2023-01-09 03:30
| 老育
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