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路地の風景


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ご近所の先輩の畑につがいの雉が来たと
写真をいただきました。雉の奥さんは
先に旅立ったそうです。

畑も本格的にやっていらっしゃいます。

皆さん暑くなる前に活動はじめられます。


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うわ!!苺の生育も早いですね。
美味しそうです。181.png


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実家の草取りに行きました。
練馬は若い家族が増えています。

土日は電車でもスーパーマーケットでも
子どもさん連れのお父さんをたくさん見かけました。



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十二単(ジュウニヒトエ)です。

この花の名前を初めて知ったのは二十代でした。
職場の先輩が山野草に詳しい方でこの年に
なって、改めて良さが感じられるようです。



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花壇に自生したこの花は?調べます。

知らないうちにひっそりと咲く花が嬉しいです。



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実家の掃除をしていると父が大切にしていた手紙が出て来ます。
今回は土佐出身の宮尾登美子さんからのお手紙でした。

丁寧なペン字で懐かしさからのご挨拶から始まっています。

宮尾さんはかつて高知県に住んでいらした頃、父は小学校の教師として
宮尾さんの一人娘さんを担任したことがあったそうです。

聡明な方で当時からいつか小説家になる、と決めて熱心に作品を
書きためていらした時期だったと思われます。

著名な女流作家になられて、そのエッセー集「つむぎ糸」の中の
一篇に「引地橋の茶屋」のことを書かれていました。

私がみつけたのですが、そのエッセーには「久しぶりの帰省で編集者を案内して
引地橋までタクシーを飛ばしたのに、あのかつての藤棚の下の茶屋が
鉄筋コンクリートの普通のドライブインになってしまっていた」という
残念でしかたがない、というものでした。

後年宮尾さんが叙勲されてNHKの昼のトークショーに出ていらしたのを
拝見した父は 懐かしさから宮尾さんに叙勲のお祝いと共に引地橋が
自分の生家であり、宮尾さんが残念な思いをされたことを詫び、時代の流れで
食品衛生上藤棚の下で食事ができなくなってしまったことを手紙に書いたそうです。

宮尾さんはすぐに返信をくださり、懐かしい父の筆跡に娘さんと暫く思い出に
浸られたことと、引地橋の時代の流れを深く受け止めてくださったことがありました。

あのかつての茶屋の写真も出て来ました。
またゆっくり紐解いていきたくなりました。



by akageno-ann | 2023-04-22 18:41 | エッセ- | Trackback