出た!!ジョン万次郎さん
良い感じの雨が降って、今朝は草取りをしました。
ドクダミは薬草という役割を果たしてきた立派な
草ですが、あまり増やさない方がよい、と聞いています。
繁殖力が強いのですね。「花を一面に咲かせてしまうと
廻りに迷惑がかかる」とかつて義父から習いました。

私のひいばあちゃん(曾祖母)から高校生の時にジョン万さんの話を聞いたことが
あります。
ひいばあちゃんはジョン万さんを「なんだかとてもかっこいい人・・・」と思っていたようです。
今朝の「らんまん」で宇崎竜童さん演じる 中濱万次郎氏が出ました。
私の中の幕末の偉人の中で一番憧れる人です。
二十年ほど前に中学二年生の英語の教科書にジョン万次郎のプロフィールがありました。
土佐清水の中濱という土地で半農半漁の貧しい暮らしをしていた万次郎は十四才の頃
漁船に炊事と雑用係として乗り、長い航行の後に鳥島あたりで嵐に遭い漂流してしまったのです。
1841年の頃とのこと、江戸末期ですね。
漂流中に助けてくれたのがアメリカの捕鯨船で、そこに乗り込んだ万次郎は鯨をみつけるのが
大変うまかった、と書かれていました。
様々なことに利発さを感じられて、船長のホイットフィールドさんの目にとまり、他の乗組員は
ハワイで船を降り そこから日本に帰れた人もいましたが 万次郎だけは船長とアメリカ大陸まで
渡り、その家に寄宿させてもらって 学業を得ることができたのです。
若いという柔軟さと持ち前の高い能力のお陰だったとのことです。
鎖国時代に奇跡的な渡米をした 万次郎氏は ジョン万次郎と名付けられて1850年まで
アメリカ大陸を転々としながら常に学びの環境を与えられていたそうです。
英語の教科書にあったのはジョン万次郎の類い希な適応能力のことで、少なからず当時の
生徒たちにも良い影響を与えたのでは、と思いました。
物語として牧野氏が憧れのジョン万次郎に出会ったというシナリオは
私にとっても嬉しい話題です。
by akageno-ann | 2023-04-27 20:03 | エッセ- | Trackback