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あれから10年


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今朝の「らんまん」では
マルバマンネン草が話題になっていて
雨後の花壇に行くと、やはり可愛らしく
☆のような花が咲いていました。


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ブログを巡っていると、やはりこの草花を
題材にされている方が何人もいらして

ドラマが話題になっていることを土佐生まれとして
嬉しく思います。



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今日は高齢の主人の叔母が綺麗なマドレーヌを
焼いて送ってくださり、ご近所のお一人暮らしの方たちに
お裾分けし、喜んでいただきました。

皆さん、できることは積極的にやっていく、と
よく歩き、活動されています。




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今朝の我が家の庭に夫の大切に育てている
ネジバナが咲いていて、短い花の時間を
楽しみました。

小高い場所にある集会場の庭のコスモスが
あまりに見事で、季節の先取りに驚かされました。


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10年前のブログ記事をまた掘り返しています。

80才だったご近所の方が90才になられて
なお お元気できちんと暮らしていらして
私たちにとって良い見本になっています。









(老育)2011年6月30日の記事

ここ数年近隣の住宅地を見ていて、高齢のご夫妻だけの暮らし、一人暮らしがずいぶんと多くなってきた。
もちろん見守る家族や機関、訪問の人々もあるのだが、静かに自分の生活を営んでいる姿に感動することもあれば、
とても心配になることもある。

ここは高台の坂のある住宅地で、自宅玄関まで階段が数段ついている家が多い。
皆40代前後で引っ越してきたころは、その階段はちょっと高い位置に家がある、という利点だったはずだ。
玄関アプローチは狭くとも階段に花のポットを置いたりもできておしゃれ感があった。

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一人住まいになった人々もさらにその花の栽培に力を入れ、美しい花が季節を変えて咲いている。
一人を楽しんでいるようでもあり、一人を励ましているようでもある。

きちんとした生活の様子はその方の生き方を反映するようで、
家族のせいにしながら散らかったままの私の部屋を恥じることもある。

己が生活を守る、ということは大変なことなのだ。

個人の家屋は修繕も自分の裁量でしなくてはならない。

経費も気も遣う。
故郷の祖父母の家もまた大変な朽ち様であった。

多分、私たちに掃除も手伝わせなかったのは、自分たちの代でこの家は終わりでよいのだから・・と
言っているようにそのままに過ごしていた。

特に祖母が、家を弄られるのを拒んだ。

あとになって、もっと住みやすい家に過ごさせてあげたかった、と両親が言っていたが、
祖父母たちはそれなりに暮しを確立していたのだろう。

楽しみもあったようだし・・・

今はその遺物を整理して家を大きく改修して、祖父母のそこにいた雰囲気だけを残している。

家を片づけながら、亡き祖父母との会話がずいぶんにできた。

                 

by akageno-ann | 2023-06-23 23:15 | 老育 | Trackback