命日に
書家でしたので、作品や蔵書が多くて8年かけても
まだ残っています。
しかし今年はとても嬉しいことに甥が書道を始めたそうで
いろいろ喜んでもらってくれます。
引き継いでもらえる、というのはいいですね。
幼い頃は興味を持たなくても、ふと気づいたときに血筋を感じられたら
それは素敵なことだと思えます。
義父は亡くなる一ヶ月前までなんとか大人の方たちへの指導はできていました。
お弟子さんにも支えられていたのでしょう。
そして二週間後に急に発熱して入院しましたが、入院の各書類も全部
自分で綺麗な文字で書けました。
看護士さんによると病床でも、毎日熟語をメモして
「ぼけ防止ですよ」と皆さんを驚かせていたほどです。
小夏とい柴柴犬がいつも寄り添っていて
くれました。
今思うと猫も飼っていたらよかったかも、と
思ったりしてます。
by akageno-ann | 2023-08-19 21:26 | エッセ- | Trackback