小池邦夫先生の思い出

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嵐の前の静けさが七日の朝にありました。今日は台風がいよいよ関東に被害の少ないことを祈るばかりです。
絵手紙の小池邦夫先生が先月末に亡くなられた、とネットニュースとブログで知りました。
私の恩師のご主人です。
絵手紙を絵はがきに自分の思いを気取らずに気楽に書き描く、という推進を日本中に広めた方です。
この地域でも絵手紙の会が盛んです。
自分の思い出を書く前に小池先生を追悼されているブログに出逢いました。



歩布里さんの素敵なブログです。
奥様の恭子さんも絵手紙作家でいらっしゃいます。



私の個人的な想い出はmoreにて






小池邦夫先生とは先の奥様ふみ子さんが亡くなられて

主人と展覧会に伺いお会いしました。

まだ先生は３０代の半ば、私は２０代半ばでした。

ふみ子先生は私の高校生活三年間の書道の師匠でした。

芸術科の書道は非常勤講師として

私は書道が大の苦手で、音楽を選択したかったのですが、

中学校で書き初めの下手さを当時の憧れの君に指摘されて

教師になりたいのだから、まずいぞ・・・と

思ったのです。

書道選択する人は皆自信のある人ばかり、一番下手でした。

その時からの出逢いで小池ふみ子先生が私の書道の師となりました。

ご主人と東京学芸大の書道科の同級生でらして書家として

頑張っていらしたのですが、高校卒業してからも手紙で

繋がっていました。

あるとき　ご主人の小池先生から「ふみ子は３６才の若さで

くも膜下出血であっという間に逝ってしまいました」と

葉書をいただいたのです。

衝撃でした。多摩の墓地にお墓参りして泣きました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく