この1年の別れ
この1年は、いつもより別れが多く昨年9月に父は突然亡くなり、10月には
ご近所で一番親しくし、また最後の看病もさせてもらった先輩主婦の死を見つめました。
父は実に大きな存在でしたので晩年アルツハイマーを発して、互いに辛い思いをしたのでそのことは克明に記録しています。
しかしその最後は実にあっけなくて、眠ったまま逝ってしまい、体躯はしっかりしていた父の最後の姿に妹と呆気にとられ、悲しみはずっとあとで感じたのでした。
父の知人 友人 後輩が多くて年賀状欠礼の挨拶状を出したあと お返事をいただいてその返礼に暫く心を費やしました。
半年前の4月に母が老衰で亡くなり、仁淀川の望める墓所に埋葬したのです
母に呼ばれたかのように、父はその隣に寄り添いました。
そして父の50日祭のその日に 母方の叔母が急死しました。仲がよかったのです。
以来、人と会ったりすることに何か畏れのようなものを感じ、父のお別れ会を、など言っていただきましたが、ふるさとの方で父の最初の教え子の中から代表の方が三人で墓に参ってくださいました。
時にこのブログを読んで下さる方もいらっしゃるのでここに改めて暖かく見守っていただいたこと心より感謝いたします。
友人にも無沙汰をしてしまい、何故か人との出逢いにまた必ず別れのあることを以前より強く哀しく感じるこの頃です。
そういうときにこうしてブログを気ままに書かせていただくことが心の支えとなっています。
会わずともどこかで繋がるものがあること日常の素敵な出来事を他の方のブログの中で
体験させていただくことにこれからの晩年と言える自分の暮らしのエネルギーにさせていただいてます。
久しぶりに懐かしい 映画音楽を映画好きの父と最後に一緒に見たものです。
by akageno-ann
| 2023-09-13 00:01
| エッセ-
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