なない珈琲ロースタリー
その時の学校の級友のご両親がライフワークとして
この珈琲焙煎を勉強されて、可愛い素敵な
コーヒー豆を焙煎して販売するお店をご自宅で
開かれました。
ご夫妻とも音楽家でいらして素敵なセカンドライフを
持たれたので、伺ってみたかったのです。
従妹が病に伏した時もその娘をご家族で支えて
くださって、私たちはとても励まされたのです。
お店ではじっくりと煎られた豆でドリップ珈琲を
ご馳走になりました。
ご挨拶もそこそこに、短時間に話したいことが
互いに多かったのです。
珈琲の香りに癒やされて、電車の時間まで
ここを訪れることのできたことを喜びました。
Yちゃんに『益子』行こう、と
背中を押してもらえたことにも感謝しました。
七井駅のホームから電車の中の私たちに
ずっと手を振って見送ってくださった友に感謝しました。
Yちゃんと私は学生時代に小さな旅をたくさんしました。
思いで深いのは大学2年のときの夏の軽井沢です。
二人で民宿を予約して気ままな鉄道の旅をしました。
レンタサイクルであちこち廻りましたが
その日は軽井沢の夏開きとかでNHKが撮影していたらしく
中軽辺りを歩いていたら その日の7時のニュースに
ちょこっと映ってしまい、合唱部の夏の練習をさぼって
いたのが、バレてしまいました
小海線の途中駅を気に入ったら降りたりしてなんだか
愉しい記憶が甦りました。
鉄道の旅はいいですね。今は車に慣れっこになっていましたが
列車の方が気持ちが楽です。まだ青春18切符というのもあるようですね。
そういえばあの頃ミニ周遊券というのが鉄道の旅にあって
学割と併せて安く東北も廻れました。
別の友人とは 岩手 青森をそれでまわり、竜飛岬で
バスが4時間後、と聞いて困ってしまったら、灯台の方が
青森駅まで行く農協の方に話してくださったことも
思い出しました。
半世紀前ののどかな時代を今更ありがたく思います。
お読みくださりありがとうございました。♡♡♡
by akageno-ann | 2023-10-09 21:52 | エッセ- | Trackback