旧岩崎邸庭園
不忍池を半周して無縁坂に出ると間もなく案内標識がありました。
旧岩崎邸庭園
65才以上は200円の入園料です。早速伺いました。
馬車道があって、正門へと誘われます。
もう少ししたら紅葉がきれいなお庭のようです。平日なのでとても静かです。
室内には靴を脱いで赤い袋に入れて、それを持って洋館 和館と廻ります。
そして別棟の出口から庭に出ます。
岩崎邸は土佐出身の岩崎弥太郎氏の長男久彌氏の本邸として建てられたそうです。
洋館の方は主に来客用で和館の方は住まいだったようです。
庭には池などはなく、広々とした芝庭になっていました。
明治29年の建築物で、今は国の重要文化財とのことです。
壁紙は版木によってスペシャルな柄になっていますが今に引き継がれるもので
我が家の壁紙も一部材質は安価なものですが同じ柄なので嬉しくなりました。
こちらの天井はシルクの日本刺繍
何気なく訪れた邸宅と庭園でしたが
土佐の偉人岩崎弥太郎氏の流れをこうして東京に残されていること
ほぼ坂本龍馬と同時代に土佐から出て、大阪で三菱財閥を創設した岩崎氏の功績を改めて認識しました。
写真は上手に撮れませんでしたが書院造りの床の間には富士の絵がありました。
はじめは和館が広かったそうですが今はその一部が残っているそうです。
すっかり堪能してこのお屋敷と庭園を楽しみました。
庭の木々も立派でこれから深まる秋に益々よい風景を見せてくれると思います。
このあと湯島に出ました。
by akageno-ann
| 2023-11-17 20:00
| エッセ-
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