明日への約束
就寝前に『おやすみなさい』ではなく
『明日の朝食何にする?』と挨拶代わりに。
これが結構助かります。
冷蔵庫の中を確認しながら早起きの私が
何を作っておくか決めておくと調理が楽です。
今は日々二人だけの食事なのでそれなりに
楽しんで過ごしたい時間だと思います。
母方の祖母です。70代の頃です。
40才で宮司の夫(祖父)に先立たれ以来神社の切り盛り
女学生の娘と高校生の息子をしっかり育て
自分も神職の免許を取得し、と今思うと
スーパーウーマンでした。
その娘である私の母が結婚して東京に住むと
神社が忙しいので年に一回だけ1週間の休暇で
上京し、私たちの浴衣を縫ったり、布団を縫ったり
してくれていました。
今思い出しても祖母が寝ているところを見たことが
ないほど忙しくして、料理も上手でした。
自分が同じような年齢になって、もっと若々しく
居るけれど、祖母の10分の1も何もできていません。
さやか😸は遊んでほしいとき中腰で待ってます。
その祖母から
『人の暮しには思いがけないことがいろいろ起るから
心の奥に覚悟はしておかないとね。おじいちゃんが
突然亡くなって、呆然とする暇もなくて言われることを
できるだけやってきたけど、流れに任せるのも大切かも
しれない。そして食べることは一番大事だから』
と、結婚前に料理学校に行くように言われて
辻クッキングに少し通った私でした。
クッキングは素晴らしかったけれどあまり
料理は得意でないです。
流れに逆らわなかった祖母のお陰で今の自分がいるのだ
と、ふと思った今日でした。
今日も思い出話にお付き合いいただき、感謝します。
by akageno-ann | 2023-12-13 19:32 | 老育 | Trackback