人気ブログランキング | 話題のタグを見る

たまには読書を


にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ

友人夫妻が正月に長瀞にいらしたと
写真をくださいました。

たまには我々も近いのですから
行けばいいのですが・・・110.png

いい写真なので行った気持ちになりました。

たまには読書を_c0155326_18253198.jpg

中学高校時代の友人が
「この本読んだ?」とメールをくれました。

今年の大河ドラマ『光る君へ』

楽しみにしています。

『源氏物語』はあまり好きでないのですが
紫式部には大変興味があります。

千年を超えて読み続けられる長編小説を
書き上げた女流作家

高校時代に友人と二人で
尊敬した小泉先生という
古典の女性の教師

時々眠くなりながらもその授業は楽しかった。


たまには読書を_c0155326_18233689.jpg

「いとおかし」の「おかし」を
友人が「funnyでなくinteresting」と
解説したらとても褒められたこと

「末摘花」の章をとても興味深く
読みあった高校時代

そんなことを思い出したのか

『サラダ記念日』の作者
「俵万智氏のこの本は見事よ」と
教えてくれました。

俵万智氏は迢空賞も受賞されてました



たまには読書を_c0155326_18234189.jpg

私は清少納言の『枕草子』のようなエッセーが
好きでしたが、それは当時和歌がよく
わからなかったせいもあります。

俵万智さんの和歌の対訳のあるこの本
なかなか面白くて紫式部がこの小説の
中で全て人物の和歌を創っていることに
気づかされ、今でいうユーミンのような
才能を発揮していることに驚きます。


たまには読書を_c0155326_18243809.jpg
龍の穏やかに過ごされん事を祈ります。
近所の八坂神社にて





蝶よ花よと育てられた従妹のあつ姫です。
しかし箱入り娘ではなく、とても行動的。

20代前半は世界一周しています。単独で。
大学卒業後 旅行会社に勤めてお金を貯めたそう。

そして24才で中国を皮切りにインドのガンジス河の
ほとりの日本人向けの宿で手伝いをし、陸路を
欧州まで移動したそう。

スイスでマクロビオティックの師に出会ったらしく
もともと漢方に深く興味をもっていたので
人間の生きる原動力を自然の中に見つけようと
いろいろ探求しはじめたようでした。

インタビューをもっとしておこうと
最近思うのです。

気ままと言えばそういう面もありましたが
親族 友人を分け隔てなく健康相談に
のってました。

そんな最中に彼女が倒れるなんて
青天の霹靂でした。

             つづく

by akageno-ann | 2024-01-10 19:23 | 老育 | Trackback