あつ姫と禰宜さん
こちらに少し書かせていただきます。
あつ姫と仲良しで一つ違いの弟は30代から
神社の禰宜として父である宮司をよく
助けていました。
若い頃は東京で会社勤めをしていましたが
時を得て高知の実家の神社の跡継ぎとして
修行を重ねていました。
暖かい気配りのできる人で友人も多く
私たちもとても便りにしていました。
あつが倒れたときに一番心を痛めたと思います。
少ない従妹弟同士の関係で彼の存在の大きさを
誰もが感じ 私の父は生まれた時から
可愛がっていたのを思い出します。
しかし43才で姉のあつ姫を心配しつつ
急逝してしまったのです。
あつが倒れて二年目のことでした。
我が親族の激震でした。内臓に悪性ポリープが
みつかった、と言って半年目のこと。
多分自分のことをさておいて彼は姉のことを
考えていてくれたのだと思うのです。
一つ一つの事象を忘れることができません。
お読み頂き感謝します。
また少しずつ書き遺します。
by akageno-ann | 2024-01-21 12:22 | エッセ- | Trackback