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あつ姫と禰宜さん


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夕べからの雨は雪に変わらず
近所の年輩の方たちもホッと
されています。私も草木の為に
有り難い雨になったと思っています。

ふるさと高知もやっと雨が降り
山は渇水が少しだけ解消した、と
連絡がありました。


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ガーデンのクリスマスローズが
蕾膨らんでいます。

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いただいた白い水仙の球根が
とても清楚な花を咲かせました。


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想い出は尽きず悲しみも尽きません。

友人からメールなどいただいて
あつが元気だった頃を懐かしんで
もらってます。

そしてあつの弟の禰宜さんのことも
ここに記しておきたいです。

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叔母を中心にあつとその弟 右は私の妹です。

当時寝台車『瀬戸』で 
高知東京を往復していました。

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この頃叔母と私が交互に写真を
よく撮ってました。







こちらに少し書かせていただきます。
あつ姫と仲良しで一つ違いの弟は30代から
神社の禰宜として父である宮司をよく
助けていました。

若い頃は東京で会社勤めをしていましたが
時を得て高知の実家の神社の跡継ぎとして
修行を重ねていました。

暖かい気配りのできる人で友人も多く
私たちもとても便りにしていました。

あつが倒れたときに一番心を痛めたと思います。

少ない従妹弟同士の関係で彼の存在の大きさを
誰もが感じ 私の父は生まれた時から
可愛がっていたのを思い出します。

しかし43才で姉のあつ姫を心配しつつ
急逝してしまったのです。
あつが倒れて二年目のことでした。

我が親族の激震でした。内臓に悪性ポリープが
みつかった、と言って半年目のこと。

多分自分のことをさておいて彼は姉のことを
考えていてくれたのだと思うのです。

一つ一つの事象を忘れることができません。

お読み頂き感謝します。
また少しずつ書き遺します。





by akageno-ann | 2024-01-21 12:22 | エッセ- | Trackback